瑞々しい草木と高く昇る陽の光に共鳴して、鳥や虫達、そして私達も自然と生命力が漲ってくる季節。
一年で最も過ごしやすいと言われる尊い時間を目一杯愉しみたいものです。
うつしきでは、約6年ぶりとなる「任飢餓 宥子」の展示を開催します。
中国・杭州を拠点に活動する布作家「任飢餓 宥子」は、古布や端切れなどの天然素材を用い、草木染めと手縫いで一着ずつ衣服を仕立てています。
彼らの作品は、素材に触れ、自身の身体や心の声に耳を傾けながら、丁寧に形作られています。
「任飢餓 宥子」の衣服には、古道具や古布に宿る時間の記憶や佇まいが息づいている。
どんなに時代が移ろっても、変わらずに在るものを信じ、素材に耳を澄ませながら、衣服を紡いでいます。
今回の展示は、うつしきでは二度目となります。
実際に手に取り、触れることでしか伝わらない「ものが持つ想い」を、どうぞ感じてみてください。
彼らの衣服を纏うことで、その世界観に自然と包まれるはずです。
展示会場では、作品の販売も行っています。
数に限りがあるため、気になる方はどうぞお早めにお越しください。
展示初日と二日目には「任飢餓 宥子」の衣服とその想いや背景に惹かれながら、自らも木工作家と宿の運営を行なう
橡人による喫茶を予定しております。
皆さまのお越しを、心よりお待ちしております。
日程
5月10日(土)ー 5月18日(日)
時間 13:00〜17:00
会期中店休日 14(水)
在廊日 10(土)11(日)
福岡県宮若市原田1693
0949-36-4092
作家インタビュー記事
⚪︎喫茶の催し
任飢餓さんの展示に際して 喫茶開催をさせて頂くこととなりました
この度の喫茶では 乳茶屋台 を開きます
先日の台湾渡航が大きな要因ではありますが
以前より台湾茶や中国茶は日常の中にあり 身近な存在ではあったものの 現地で淹れる時間を何度か体験し また 朝の街角でおじちゃんがお茶を淹れながら日常を過ごしている光景をみて 人それぞれに様々な淹れ方やお茶の存在があるのだと感じたことは 僕の中で大きな気づきを与えてくれました
これまで大学を卒業し アジアの旅で出逢ったチャイに惚れ日本でチャイ屋を始めた10年前 その時の淹れ方とベースは変わらず今まで淹れ続けてきましたが ここにきて’お茶を淹れるようにチャイを淹れる’ 新たな手法に挑戦してみようと思います
台湾の友人に頂いた紅烏龍茶
紅茶の芳醇な味わいと烏龍茶の爽やかな香りが
紅茶でもなく烏龍茶でもない絶妙なところに立つこの紅烏龍茶の中に チャイを感じたのが 僕の中で台湾茶とチャイが出逢った瞬間であります
※紅烏龍茶は 台湾発祥の発酵度の高い烏龍茶
今回の喫茶では インドの屋台で飲むチャイのような感覚で
台湾茶とチャイを掛け合わせた ‘ 乳茶 ‘ をお淹れします
一回に淹れる量が少量のため 都度おかわりを注ぎますので 屋台に立ち寄る感覚でふらりとどうぞ
また 乳茶とともに其々素材や食感が異なる三種のお茶請けをご用意します
〔 ・月餅・自家製麦味噌のクッキー・小豆島産甘夏のピール 〕
お持ち帰りの菓子も数種類ご用意しますのでお楽しみに!
展示に併せて和やかな時間をお過ごしください
-乳 茶 屋 台 橡 人-
◯乳茶と三種のお茶請け ¥1,800 / 一人
5月10日・11日
①13時〜
②14時〜
③15時〜
④16時〜
【申し込み方法】
うつしきのメールアドレスinfo@utusiki.com 宛に
件名”橡人喫茶”と明記いただき 、内容に下記詳細を記載の上ご連絡下さい。
(1)お名前
(2) 人数
(3) 連絡の取れる電話番号
(4) ご希望の日時
※@icloud.comのアドレスは迷惑メールに振り分けられる可能性がありますので、他のアドレスをお勧め致します。
※3日以上経ってもお返事がない場合は再度ご連絡下さい。
初夏を感じる眩しい空の下、入り口までの景色も少しずつ変化しています。
躍動する気配を味わいに、ぜひ足をお運び下さい。