うつしき

うつしき

「白日 展」のご案内

宮若の地も氷の粒が舞い、三角のお山がうっすら白い帽子を被った新年の始まり。

まもなく大寒を迎えますが、皆さまが健やかに新たな一年を愉しまれている事を願います。

 

2025年最初の展示は東京浅草橋にある白日展を開催します。

 

ほぼ同時期にお店を始めた白日。

個人的に展示でも年に一度お世話になっている。

 

店主 西坂晃一の仕事を言葉にするのは難しい。

古物を集めるその眼は勿論だが、作家との対話からその人が持つ強みや本人も気づいていない魅力を引き出していく。

それを世に放つ圧倒的企画力には同業者ながら瞠目するものがある。

決して一過性の流行りを追い求めるのではなく、百年後の骨董商が蚤の市でその作品を見つけたときに買うかどうかという非常にシビアなものさしが基準にある。

 

義理と人情を重んじる、いわゆる旧いタイプの人間で、今まで出逢ってきた人たちの中でもトップクラスにクセが強い。

本人自体が作品のような天然記念物的存在で、魯山人と重ねたくなるなんて書くと反発が起きるだろうか。

 

今回、選んだ古物の数々、ポスターや手拭いなどの白日オリジナルが並ぶ予定です。

そして、初日25日と26日には日本で一番有名な弟子 山本による「スナック山本」&陶芸家 福村龍太による「小料理ふくむら」も同時開催予定です。

こちらに関してはご来店にあたって諸条件がありますので、詳細は暫しお待ちくださいね。

 

なにはともあれ、是非とも足を運んでその眼でみてください。

 

 

「白日 展」

 

日程

1月25日(土)ー 2月9日(日)

時間 13:00〜17:00

会期中店休日 1/29(水)・2/5(水)

在廊日 25(土)・26(日)

 

うつしき

福岡県宮若市原田1693

0949-36-4092

 

 

西坂晃一 

1980年岡山県生まれ。台東区・浅草橋の古道具屋/ギャラリー「白日」の店主。 有名無名を問わない古道具、古美術、作家による新作を扱い、独自の世界観は骨董に新しい解釈を与えている。 2016年に「白日」をオープン、それ以前はラッパー、料理人としての経歴を持つ。

 

 

 

 

 

新年初となる本展。

一年の縁起を担ぎに、ぜひ足をお運びいただけたら嬉しいです。

今年も皆さまの笑顔と沢山出会えますよう、愉しみにお待ちしております。