お盆を過ぎ、ほんの僅かながら朝の空気の中に涼しさを感じ、安堵する今日この頃。
うつしきはお盆休みをいただき、それぞれが新たな気持ちと熱いエナジーを持って日常へ戻って来ました。
そんなまだまだ熱い八月。
うつしきでは「陶芸家 福村龍太 展」を開催致します。
今回で三度目となる福村龍太の展示。
三度目ということで既にご存知の方も多いとは思いますが、
身長180cm、ベンチプレスMAX125kg、ヒップホップ好き。
小学校から中学1年生までラグビーをして、それ以降テニス部でも活躍。
”オールナイト陶芸”と称して夜遅くまでストイックに作陶する。
いつもにこやかな表情を浮かべ、優しい口調で話すのだが、その声は建物の外にまで響き渡るくらい大きい。
作品や人との関係に対して潔いほど真っ直ぐな姿勢は多くの人を魅了する。
現在は地元、福岡県うきは市にある「日月窯」の二代目陶芸家として活動しています。
“ものづくりにルールを作らない”
作陶する中でいつもこの想いを胸に抱いていると福村くんはいいます。
固定概念に縛られず、実験を繰り返しながら作品と向き合う日々。
その手から生み出された銀彩を施した作品達は日本のみならず、海外の方からもオンラインを通じて注文が入るように、世界各国で注目を集めています。
よい焼き物をつくりたい、そのために繰り返される無数の検証。
銀彩の作品は、通常の4倍くらいの時間がかかるという。
効率化に囚われすぐに結果だけを求める時の流れの中、失敗を恐れずに毎回挑戦し続ける。
そこには、純真で尽きない探究心とオリジナルを追求し続ける姿勢があります。
今回、そんな彼の手から新たに生み出された炭化銀彩のシリーズや、薪窯で焼いた灰被りの作品も並びます。
どうぞお愉しみ頂けると幸いです。
日程
8月24日(土) ー 9月1日(日)
時間 13:00〜17:00
作家在廊日 24(土) 25(日) 9/1(日)
会期中店休日 8月28日(水)
福岡県宮若市原田1693
0949-36-4092
福村 龍太
1989年生まれ。福岡県うきは市吉井町在住。九州造形短期大学研究院生陶芸コース卒業後、「日月窯」の二代目陶芸家として作陶。表現方法を模索する上で、鉱物、天然灰、銀彩など様々な素材を生かし、釉薬の魅せる美しさの可能性を追求する。日々土への感謝を忘れずに、型にはまらない作陶方法で多彩な表現に挑む。
インタビュー映像
(4) 陶芸家 福村龍太 展 / 言葉と感覚 – YouTube
(4) 陶芸家 福村龍太 展 / 理想と偶然 – YouTube
本展では、当日の状況を見て入場制限を設けさせていただく場合がございます。
予めご了承下さいませ。
暦は、処暑を迎える夏の終わりに
皆様と夏休みの思い出話ができる事を愉しみにしております。