うつしき

うつしき

アカ族バッグ

今回はアカ族の古いバッグの紹介です。

古いモノを扱っているとよく聞かれる質問の中で、古いから良いんですか?というのがある。

色々な考えがあるのであくまでも自分の考えなのだが、古いから良いという訳ではない。

僕は自分でアクセサリーを作るし、新しくても良いものは良いと思っています。

ただ今あるモノと比較してしまうと古き良きモノの魅力というのはやっぱりあるのです。

このバッグをとってみても同じアカ族が作っているバッグでも今マーケットにあるものと比べると生地の違いや刺繍の細かさなどが格段に違うということ。

綿花を育て、紡ぎ、染色、機織り、刺繍の一連の流れ。

同じ工程でも”質”という点において段違いなのです。

どこかを境にこのアカ族のバッグの中にも大量生産という経済の流れが入ってきてしまっているということ。

みんなが知っているlevi’sの501のヴィンテージを取ってみても、なぜ人が501XXやビッグEに惹かれるのかという理由について、僕はこの一連の流れの”質”がある時を境に大量生産ベースとなり、より簡素化して製作しているということというのがジーンズ1本取っても出ているのではないのかなと思っています。(もちろんlevi’sに関しては今もあるブランドで生地開発によって昔に比べて現行のモノは強度なども段違いに進化していることは前提で、こと古いモノが持つ良さの再確認ということでの例え。)

一つのモノが出来るまでに掛ける労働力、時間が変わっているということ。

だからそこに対するこだわりに人は惹かれるのではないのかなと思います。

そんなアカ族のバッグ是非見に来てください。

それにしても好きとはいえいつも買い付けてしまうのはショルダーバッグばかり。。

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