百穀を潤す慈雨の季節
福岡の地は、早くも緑色の葉に衣装を着せ替えた木々に囲まれ
そこかしこで新生活のきらきらした空気を感じます
我が家でも4月から小学生になった息子が
ピカピカの一年生の言葉通り、全身を輝かせながら新しい環境を楽しんでいるみたい!
現代っ子らしく、シルバーのランドセルにシルバーのnew balanceを履いているせいかしら、、、笑
一番小さな体でランドセルを背負い、上級生達と登校していく姿を見送った初日
それは今しか見られない光景でした
子どもの成長を見ていると、自然界も私たちの日常も
端から端まで全く同じ一日だったことなどなく
一瞬一瞬が本当に尊いものだと気づかされます
4月と言えば、私もうつしきのお手伝いをさせていただくようになり、3年の月日が経ちました
あたたかいけれど、少しだけ肌寒く感じた桜満開の季節に
西陽が射す店内の景色を尊く感じた日
今日はどんな景色が見られるのか
と、わくわくしながら出勤していた日々
それらに全く変わりがないと言ったら嘘になるけど
それは変わってしまった、、、みたいなネガティブな意味での変化ではなく
これまでと愉しみ方が変わった自分に気づきました
うつしきで様々な経験をさせてもらうことで、自信へと繋がったのです
週に2回、変わらない通勤路を走ることで自動車の運転免許を取得したばかりの不安や緊張が軽くなり、少なからず運転技術も向上したことも成長のひとつ
小さな一雫が大きな波紋となって広がるように
尊い一瞬の連なりが新しい景色や新しい自分を見せてくれるんだとつくづく感じます
そんな中で最近、心に響いてきた
“八百万の神”という思想
この世に存在するすべてに神が宿っているのなら
私たちの身体を構成する細胞ひとつひとつにも神が宿り、今という一瞬にも神が宿っているのかもしれません
そう思うと、なんだかひとつひとつの行動に自信が持てるような気がして
日々、心に留めている言葉です
今週も健やかに、尊い一週間を♡
田上真理子