うつしき

うつしき

夏休みの宿題

蜩の鳴き声と
遠くで聴こえる盆踊りの軽快な音に包まれながら
今日もクタクタに遊び疲れた息子を寝かしつけると
最近は、今日一日のハイライトを頭の中で描いている。

 

私は、今日何をして、何を意識して、何を感じただろう?

 

その時間は、未来がこれから向かう先なら
自分自身の現在地を確認するような時間で
ここで何を意識して、何を感じているかが
とても大事なことのように感じてます。

 

このところ、うつしきの朝礼では
”本当の理想”について語り合っています。

 

遡る事、半年前。
うつしき学びの場の講師をしてくれた、うじゃ姉こと姜優子さんを交えて
私の夫と小野夫妻と2024年の野望を語り合っていました。

 

その時は、途中で話が脱線してしまい
かおりんと私は野望を語らぬまま時が流れていたのでした。

 

普段、考えていないわけではないけれど
それから改めて、誰かに聞いてもらうという意識で本当の理想を考えてみる
時間になりました。

 

 

 

これは、個人の望みなのか
それとも、社会という大きな視点での望みなのか
視点を変えて考え、そして出てきたキーワードを更に細分化して
深ぼって行く……

朝礼の僅かな時間の中で、自分が見過ごしていたであろう
”本当の理想”にもう一歩で手が届きそう!

 

そんなところで、うつしきはお盆休みに入り
宿題を持ち帰ることになりました。

 

ぼんやりとした蒸気を手繰り寄せるようだけれど
こんなにもワクワクするのは、気づいていなかった自分自身の
深いところへ目を向けているせいかもしれません。

 

それにしても理想という、先のことばかり考えていると
5歳の息子が突然
「みんなお母さんから生まれて来るってことは、まりちゃんのお母さんにもお母さんがいるってこと〜?」
「そのお母さんにもお母さんがいるってこと〜?」
そんなことを言い出すので
「そうだよ、たくさんのお父さんとお母さんがいてくれてあなたが生まれて来たんだよ。」

そう伝えながら
様々な過去の経験があるから、今の自分がいるということを
しっかりと思い出させてもらうことに。

そう思うと、私達は過去に感謝しながら、今より先を描いて
同時に今この瞬間を生きることができる
なんだか膨大だけれど、一瞬にも感じる時の中にいることを
感じざるを得ません。

 

一瞬だからこそ、今とこれから先

何がしたいだろう?と
もう少し宿題に向き合ってみたいと思います。

 

今週、お盆休みの方もお仕事の方も
佳き一週間を♡

 

たのうえまりこ