うつしき

うつしき

木像

いつもインドに行く度に立ち寄る馴染みのお店。

そこの店主が今度少し外れの村にある倉庫に行くということで一緒に連れて行ってもらうことに。

車で揺られること小一時間。

村の倉庫に到着すると早速店主と一緒に倉庫を散策する。

山のようにある家具などの中から木箱を発見。

その中に所狭しと詰め込まれた木像たち。

それらを恐る恐る取り出して並べると、一つ一つの表情がなんとも言えないぐらい良いのです。

実際に顔が書いてあるわけでもないのだが、写真 2015-10-05 10 46 43子連れのものや、写真 2015-10-05 10 43 48子を抱くようなもの、写真 2015-10-05 10 52 08祈るようなものや、

写真 2015-10-05 10 51 20少し寂しげなもの、

写真 2015-10-05 10 45 43一人佇むようなものなどなど。

木の材に合わせて色々な佇まいのものがある。

店主に聞くと、昔のインドの作家の作品だということ。

ただその作家の名前までは解らないということだったのだが、この木像のような素敵なものに出逢うと心が震えるほど嬉しく、感動と衝撃の余韻の中倉庫をあとにしました。

帰りの荷物は物凄く重くなったのだがほんと持って帰ってきて良かったと今も眺める度に思える品々です。

サイズは小さいもので30センチぐらいのものから80センチぐらいの大物までお店には全部で8体居ますので、この表情素晴らしい木像たちに是非会いに来てください。

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