うつしき

うつしき

学びの場 第二回目 [ 隅岡 樹里]

福岡うつしきでの学びの2日間を終え京都に戻りちょうど一週間の今日

 

裏の田んぼで知人達と田植えの日となりました

 

子達は田植えではなく泥遊びでしたが 笑

 

これもまた豊かな事だと感じます

 
 
 

産まれた時から自然が側にあり四季折々の恵みや遊びができた事が今の私の基盤を作ってくれていると思います

 

小さな時からお料理することが好きでちょうどこの季節になると山の中に木苺を取りに行き

 

ジャムを作ろうと思ったら飴みたいになった小さかった時のそんな記憶も蘇ってくるものです

 
 
 

変わらないのは今も昔も自然界がもたらしてくれる大きな愛に生かして貰っている事だと思います

 

そんな自然に私自身が心病んでた中高時代に救われたことも今の私に繋がっています

 
 
 

生きることがしんどくて

 

心が苦しかった時期

 

何も変わらずあり続けてくれている自然界に救われて

 

そんな時期にちょうど地球の未来の事やアセンションの話しをしてもらうことになった中学時代 

 

ベジタリアンという世界を知ったのもちょうどその頃だったと思います

 

もう30年くらい前のことだからあまり詳しく覚えて無いけれど

 

導かれるまま今までこれた事

 

見えない世界に生かして貰っている事を感じざるをえなくて

 

いろんなことがあるけれど

 

結局全て必要で意味がある事

 

生きている限りずっと人は学び続けていくんだと感じます

 

今回のこの学びの時間を与えて貰えた事もそんなひとつの流れの中にあるんだと思います

料理をするということはいのちを扱うことでありとても尊いものだと感じていて

 

私自身は料理を作ることから生きるエネルギーを貰っていて

 

いのちと向き合う時間がとても気持ち良くて

 

思考では無い感覚を使いひとつになれる瞬間が幸せで

 

だから自分が作ってるというよりも何か大きな世界と繋がって作らせて貰っているという感覚の方が大きいかもしれません

 

この星の宝物をこれから生きていくいのち達の為にも

 

もうこれ以上傷つけることの無いように生きていきたい

 

今回の学びの場では普段取らないレシピを作らせて貰ったり

 

感じてる事を相手に伝えたり

 

またいつもとは違う感覚を使う時間となった事も私自身の学びとなりまだまだ向き合う事が必要な事も感じてとても豊かな時間となりました

大雨警報が出た雨の朝から始まって空の上には青空が広がっていて地上では味わえない景色を見ながら

 

この星の美しさを感じると同時に同じ星で今だに争いが絶えない無念ささえも感じながら始まったうつしきへの学びの旅はずっと穏やかな陽の光が見守ってくれていて

 

帰りの飛行機の中からの綺麗な虹の柱がこの旅の最後を祝福してくれているかのように感じ

 

うつしきとのご縁を繋いでくれた彼女がずっと見守ってくれていたんだと感じずにはいられませんでした

 

数年前に初めてうつしきを訪れて約束した事が実現した今回の学びの旅は私自身のこれからに学ぶ喜びを与えてくれた豊かな時間となりました

 
 
 

最後となりましたが

 

心地よい場所と時間をくださった小野家の皆様

 

うつしきのスタッフの皆様

 

ご参加してくださった方々

 

心配してくれていた家族や友人達にもたくさんの感謝を捧げます

 

そしてこのいのちの旅をこれからも学び続けて行きたいと思います

 

みんなひとつひとつの小さないのち それぞれが輝いて生きていけるように願います

 

出会ってくださってありがとうございます

学びの場 第2回目〈プレートランチ作り スープ・パン・デザート付き〉
① キッシュ
・豆乳マヨネーズ
・もちきびチーズ
②新玉ねぎの甘酒ドレッシング
③野菜の蒸し炒め
④甘酒と豆乳アイス
※日曜日参加のお子さまはこどもプレートランチ付き
隅岡 樹里
1978年京都大原に産まれ4歳の時から靜原に暮らす。小さな時から自然に恵まれた里山に暮らし、アーティストである両親の影響もありギャラリーのオープニングパティーなどケータリングの依頼やカフェの立ち上げスタッフとして仕事をしながら高校生頃から思い描いていた自宅の一部を改装してカフェを2006年に開く。昨年98歳で亡くなられた石窯パン研究家 竹下晃朗先生と友人と自宅に石窯を作り、パンのワークショップを開催。そこで出会った今のパートナーと自宅で予約制のレストランを営む
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