うつしき

うつしき

考えることの大切さ

こんにちは。
うつしきで働かさせていただき2ヶ月が経とうとしています。
あらゆることへ感謝の気持ちでいっぱいです。

この2ヶ月を振り返り
僕は「写真家を目指す!」と大口叩いていたものの
知らない事、新しい事が目の前に沢山あり、
わからないことが分からないという悲惨な状態から
失敗を何度も繰り返しながら、身体で覚えていく毎日を過ごしています。

この2ヶ月間で一番焦った失敗談としては、刈った雑草や木々を燃やしていた時、火災になりかけたことです。
本当に焦りました。
「草を燃やすこと」に対して、知らず知らずに頭がいっぱいになり
火の調整、火の危険性や燃やす順番などの思考が停止してしまっていたのかと思うと自分に唖然してしまいます。
もし火災になっていたら、うつしきの建物がなくなっていたかもしれないと考えるだけでゾッとしますね。

この失敗から「草を燃やす」という行動にフォーカスされたことで、火をまともに調整することができない、冷静な判断ができなくなる、危険予測の想像力のなさ、段取りの不安定さ、なんとなく行動へ移す恐さ、周りが見えなくなるなど
いくつもの改善要素が見つかる経験を体感しました。
この経験こそ、人は焦ると周りが見えなくなる。そのものだと。


失敗が続くと「なんでこんなにもできないんや」と頭を悩ませることがありました。
そんなある日、「自分の弱さと向き合ってみたら」という言葉から
過去の経験や人間関係、気持ちや身体、自身の弱さなど、
客観視で自分を観察し続けるという自分研究が始まりました。

これが本当に辛いんです。
誰しもが自分の弱さを隠したい、向き合いたくないという気持ちは少しばかりはあると思います。
その弱さの原因や経緯、改善方法をノートに書きながらまとめていくと
自分ってプライドの塊やんとか、自己解釈しすぎとか
生ぬるい生き方だなと気づかされたとしても、なかなか認める事ができない
自分の人間性に呆れています。

弱さと向き合っていなかった分、小さな事でも悩みがちであると。
最初に感じていた「なんでこんなにもできないんや」と頭を悩ましていたのは
一つの原因として、プライドの高さが自分を苦しめていたんだと思います。
今思うと、そのいらないプライドは無駄だよって、
それよりも相手がどうしたら喜んでくれるのかを考える方が最優先であると過去の自分に言ってやりたいです。

まだ、自分と向き合い始めて最初の段階なので、
客観視すると思っていても、知らず知らず主観が邪魔をして
「本当に自分と向き合えているのか」とうつしきのみんなに良い助言をいただく次第ではありますが、向き合い続けていきます!

今週も学びの多い1週間になりますように○

鈴木 達也