うつしき

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「未草 AOIUMA 展」のご案内

朝晩はすっかり肌寒く、宮若の地も冬の足音を感じる霜月となりました。
季節の変わり目ですが、皆さまが健やかに過ごされている事を願います。

うつしきでは、北風とともに本格的な冬がやって来る季節に5年ぶり、3回目となる未草の新たなブランドのお披露目として「未草 AOIUMA展」を開催致します。

夫婦2人の暮らしから、子供がいる暮らしへと変化する中で生まれた新しい未草の今を感じに
ぜひ足をお運び下さい。

会期中は、お二人と親交の深い方々をお呼びしてのお食事会や演奏会の催しなど盛り沢山で
予定しておりますので、どうぞお愉しみに!

 

 

【AOIUMA展示会のお知らせ】

 

未草による、こどもものブランド
「AOIUMA」 ー 蒼い馬 -
今秋に立ち上げたそのタイミングに合わせ、うつしきにてお披露目となる展示会を開催致します。

日 時:2024年11月30日(土) 〜12月8日(日)
時 間:13:00 〜17:00
会期中店休日: 4日(水)
場 所:うつしき
住 所:福岡県宮若市原田1693
電 話:0949-36-4092
在 廊:30日(土)・1日(日)・7日(土)・8日(日)

 

夫婦で「未 草」を始め、約14年。まだ何も無かった私たちが、思い描く暮らしに近づくために作り始めたのは、暮らしで使う家具や道具たち。また「いつか馬や様々な動物たちと暮らしたい」「大自然の中で暮らしたい」という想いを彫刻などに込めてきました。近年では、丘の森の開拓暮らしからなる言葉を綴らせて頂く機会も増えてきました。

夫婦2人で動いていた時は、全国様々な地へご縁を巡りながら展示会にて未草のものを届けておりましたが、子どもが生まれてからは、黒姫という地にしっかと根を張り、目を見張るほど早く過ぎ去ってしまう子どもの成長を見逃すまいと、外へ出向く機会も極力減らしておりました。

そんな中、いま未草から自然と湧き出る、子どもたちと過ごす中で作りたいと思うもの。それらを「AOIUMA」と名を称し立ち上げたブランド。

未草との違いは、愛と信頼のおけるご縁ある方々と共に作り上げている事。そんな人たちとひとつのものを作り上げる、未草の新たな試みです。私たち夫婦2人の手だけより、もっと広がりをもった手と手の輪で子どもたちを包み込むようなイメージです。

展示会という場では今後あまり企画をしていないので、直接目で見て触れて頂ける数少ない機会となります。子どももの、とありますが、そうではなくとも心層に触れる何かと出会えるそんな展示会となるよう準備しております。

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未草 小林寛樹・庸子
「 人と自然との繋がりをたやさぬように 」
ー 小さな家族ができること ー

北信州 黒姫にて森を開拓して15年。土地の木や石や土、集めた廃材で家を建てるため活動を続ける傍ら、古材・廃材・布など様々な素材にて、暮らしで使う家具や道具、彫刻などを制作。子との暮らしのなかで、子どもものブランド「AOIUMA」を立ち上げる。

 

取材映像
航跡 - 未草の八年 –
未草 展 – 草原の宴 –

取材記事
対話 - 未草 – 

 

◯喫茶室の催し◯

11月30日(土) /12月1日(日)

室田 HAAS 万央里 プラントベースのお昼ご飯

福岡に着いたその足で見て選んだ地元のお野菜から万央里さんが献立を考え、住まいの長野県信濃町の素材で仕込んだ調味料と合わせたご飯。
豆腐丼をメインに今この時期だからこその美味しいお野菜を使った食事をご用意してくださいます。

内容
・地元野菜を使ったおかず一品
・醤油きのこ麹、生姜辣油などの自家製調味料、ハーブや季節野菜をたっぷり使った豆腐丼
・温かいスープ

料金¥2,500
時間①12:00〜②13:00〜③14:00〜
各時間10名程度/両日30食限定

※時間は目安のお時間となります。当日の状況によってお待ち頂くこともございます。ご了承頂けると助かります。
※最大12席となっております。相席や1時間以内のご利用などご協力をお願い致します。
※予約優先、当日予約なしでもご利用いただけますが、なくなり次第終了。

※写真はイメージです

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室田 HAAS 万央里(ムロタ ハース マオリ)

東京生まれ。17歳でNYに移り住んだ後、インドネシア、再び東京を経て2003年に渡仏。モード界で働いた後、ケータリング業に転身、料理教室や出張料理をパリで行う。
2023年からは日本に移り住み、長野県信濃町にある「バラック食堂」での週2回の地元のオーガニック野菜を使ったプラントベースの食事づくり、料理教室などを行いながら新たな料理本の執筆中。唐揚げ好きな4歳の娘、ほぼベジタリアンな夫と暮らしながら「みんなが喜ぶヴィーガン料理」をInstargram@maorimurotaで発信している。
2019年‐2021年、朝日新聞デジタル&W で「パリの外国ごはんそのあとで。」を連載。著書にパリの菜食生活(青幻舎)“Tokyo Les recettes culte”, “Cuisine Japonaise maison” (ともにフランス、Marabout 社)がある。

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●ランチ予約のお申し込み方法●
ご予約をご希望の方は うつしきのメールアドレスinfo@utusiki.com 宛に
件名” 菜食ランチ予約” 、内容に下記詳細を記載の上ご連絡下さい。
(1)お名前
(2)人数
(3)ご希望の日時
(4)当日連絡の取れる電話番号

※@icloud.comのアドレスは迷惑メールに振り分けられる可能性がありますので、他のアドレスをお勧め致します。
※3日以上経ってもお返事がない場合は再度ご連絡下さい。
※キャンセルされる場合は以下キャンセル料が発生しますので、あらかじめご了承下さい。
キャンセル料 2日前〜当日 100%
当日30食を達した場合はキャンセル料はいただきません

 

 

 

 

蕪木 珈琲

未草の展示に来て、思考が深まり、深呼吸をするような感覚でいる中、野の木苺を摘むように、ふっと口に含める珈琲や菓子を提案できないかと考えています。

〈日時〉
12/8(日) 12:00-17:00
予約制
①12:00- ②13:00- ③14:00- ④15:00- ⑤16:00-
※12:00はご予約のお客様のみとさせて頂きます
※予約席とフリー席あり 各回6名定員
※数に限りがありますが、珈琲豆、チョコレートも販売予定

〈内容〉
珈琲
・ブレンド〈未草〉(やや深煎り) ¥800
未草との往復書簡で産まれた彼らのためのブレンド
・オリザ(中深煎り) ¥800
・羚羊(深煎り)  ¥800
菓子
・木苺のショコラテリーヌ ¥650
・無垢チョコレート ¥300
・ドラジェ ¥350

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蕪木

珈琲焙煎士・チョコレート技師/福島出身

東京・蔵前にて珈琲豆の焙煎販売とチョコレート製造販売を行っている。併設の喫茶室では、珈琲やチョコレート、季節の菓子などを提供している。自身の感情を咀嚼し、思考を深め、息を整える大切な場であった喫茶店の役割を、自分達らしいかたちで提案している。

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●喫茶予約のお申し込み方法●
ご予約をご希望の方は うつしきのメールアドレスinfo@utusiki.com 宛に
件名” 蕪木 喫茶予約” 、内容に下記詳細を記載の上ご連絡下さい。
(1)お名前
(2)人数
(予約席に限りがある為、人数によっては予約が取れない場合がございます。ご了承ください。)
(3)ご希望の時間
(4)当日連絡の取れる電話番号

※@icloud.comのアドレスは迷惑メールに振り分けられる可能性がありますので、他のアドレスをお勧め致します。
※3日以上経ってもお返事がない場合は再度ご連絡下さい。
※キャンセルされる場合は以下キャンセル料が発生しますので、あらかじめご了承下さい。
キャンセル料 2日前〜当日 100%
※当日会の席数が満席になった場合はキャンセル料はいただきません

 

 

 

 

 

「another time」音楽ライブ 

「another time」 - もう一つの時間 – は、本年8月に未草rizmの共作により発刊した書籍です。 

その第一弾となるリリースライブを開催します。

 本作品は、星野道夫著『旅をする木』のなかに「もうひとつの時間」という一章があり、その「時間」を探し求めた旅の紀行文と写真で構成されたエッセイ集に、映像と音楽を付録しました。

 そのサウンドトラックを手がけた田辺玄と主題歌「呼声」でボーカルを担当したmaikaの2人による音楽に、未草による朗読や映像を重ね合わせたライブイベントです。

 開催日時

 12月7日(土)  / 12月8日(日) 

開場 17:30 

開演 18:00 

料金 4,000円 

開催場所、お申し込み うつしき 

福岡県宮若市原田1693

0949-36-4092 

 

出演

音楽:田辺玄(Studio Camel House)、maika(baobab,Meadow,カテリーナ古楽器研究所)

朗読:未草

映像:rizm 

 

【overview】 another timeは、奄美大島に暮らす画家のミロコマチコを訪ねる旅からはじまり、岡山児島-信州黒姫-北海道根室-オーストラリアと旅を続け、最後はアラスカの星野道夫と親交が深かったボブ・サムを訪ね、それぞれの暮らしや思想、その土地の歴史や景色などを、写真・言葉・映像・音楽を重ね合わせ6エピソードとして紡ぎました。

 another time の主題歌である「呼声」は、エピソード3に登場する未草をオマージュして作曲され、彼らの暮らしを捉えた映像に重ね合わせました。歌詞は森ゆに、歌はmaika より深みある作品に仕上がりました。 YouTubeにて、検索ワード「未草 呼声」でご覧いただけます。 

その「呼声」に寄せた田辺玄の言葉は、another time の制作意図を如実に表現してくれました。

 —— 

きっかけはあらゆるところに潜んでいる。

心を動かされた先にはきっと途方もない物語が広がっている。

それを私は音に、あなたは写真や映像、言葉などさまざまな方法で記していく。

私たちがそうであったように、その一つ一つの小さな声が、また誰かの道標となる日が来るかもしれない。

遠くから私たちを呼ぶ声がする。

拍子は体を揺らし、和声は歩みを繋ぐ。 歌声は感情を呼び起こし、記憶を伝える。

「今」は誰かが受け継いできた先であり、この先もその連なりであるということ。

私たちの声はいずれまた誰かを呼ぶ声となる

——

映像「another time」主題歌『呼声』 song by gen tanabe

 

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Meadow

baobab、カテリーナ古楽器研究所として活動するmaikaのsolo project。2021年始動。自身のヴォーカル、ピアノ、フィドルやヴィオラなどを軸に、水の漂いや光のプリズム、風にたなびく草原、自然に身を委ね包まれるような感覚、時にスモーキーさも含んだサウンドと共に、日々を流れる美しい風景を讃美するような音の世界が心地よく広がる。

Meadowとは、草原を意味し、またMeadow gardenは、自然の生態系により近い庭づくりを意味する。家と外の世界を繋ぐような庭。

——

田辺玄 / Gen Tanabe

山梨県出身。2015年、生まれ育った山々に囲まれた土地に制作の拠点”Studio Camel House”を構える。これまでに「風と音と」(2018)、「yaora」(2020)、「call afar」(2024)のソロ3作品をリリース。音のその先にある風景や物語を創造し、柔らかで奥行きのある音楽を創り続けている。音楽家やエンジニアとして日本や海外の様々なアーティストの作品にも携わり、インスタレーション、映像、劇伴のサウンドデザインなども担当している。

Meadow&田辺玄、orbe(w/ haruka nakamura)、みどり(w/ 森ゆに、青木隼人) 、WATER WATER CAMELとしても活動を展開。

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●ライブのお申し込み方法●
ご予約をご希望の方は うつしきのメールアドレスinfo@utusiki.com 宛に
件名” 演奏会予約” 、内容に下記詳細を記載の上ご連絡下さい。
(1)お名前
(2) 人数
(3) 参加の日にち
(4) 連絡の取れる電話番号
※@icloud.comのアドレスは迷惑メールに振り分けられる可能性がありますので、他のアドレスをお勧め致します。
※3日以上経ってもお返事がない場合は再度ご連絡下さい。
※キャンセルされる場合は以下キャンセル料が発生しますので、あらかじめご了承下さい。
キャンセル料 2日前〜当日 100%

 

 

 

立冬を迎え、一日一日と寒さが増す季節ですがご家族やご友人をお誘いいただき、皆様と心温まる時間を過ごせますよう愉しみにお待ちしております。