うつしき

うつしき

COSMIC WONDER 「うすはなそめ」 展 染色について



麻や絹、有機栽培綿の、
COSMIC WONDER “Days of light” の衣を
うすはなそめにしました。


うす泥染めは奄美以南に
自生する常緑高木の福木を
煮出した染料と泥で染める。
通常の泥染は車輪梅の染料を使うが、
うす泥染では福木の染料を用いた。
泥は奄美大島の150万年前の古代地層による
鉄分豊富な泥田の泥。
福木染め、泥田で泥染め、上流での川濯ぎ、
福木染め、泥田で泥染め、水晒し、、
と染め作業を繰り返す。
染め上がる布の具合により、工程を変えたり、
染め重ねる回数が変わるという。
泥染めは奄美大島の自然の恵みと
長年培われた技法と技術と時間を要する。
奄美大島の金井工芸による。


うす藍染めは終わりかけの薄い藍甕で、
何度も染め重ねる。
藍甕に衣をつけ、水に晒し、
天日干し、藍甕にまた衣をつけ、水晒し、、
うす藍染は通常の藍染めより、下晒しの処理、
染める回数も多く、大変繊細な仕事。
うす藍染めをされる
三重県の紺屋 仁の仕事は、
藍染めの染料であるすくも作りからはじまる。
自然栽培で藍を育て、すくも作り、
四季を通しての作業を終え、
ようやく藍染めができる。
紺屋仁は藍染に正藍染めの技法を用いている。

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