木々の葉が落ち、冬のいりぐちへ。
食欲の秋がもうすぐ終わる。
皆さんは沢山の美味しいを堪能されましたか?
今年の秋は産後の授乳期を言い訳に、お菓子作りに没頭。作っては食べる毎日。
庭のブルーベリー、ロシアンオリーブの実、柿、龍太郎南瓜(義父が作っているかぼちゃ)など、
身の回りのその時の旬を用いて、子どもたちとジャムやお菓子に。
ちびっこたちと一緒に作ると時間は倍掛かるような気がするけれど、、
素朴な疑問や質問が面白くてとても実りのある時間だと思うようになりました。
例えば、お菓子の材料を混ぜ合わせるときに塩を入れようとすると
“なんで甘いものに塩を入れるの?”
と聞かれます。
“甘さが際立つからだよ”
というのは分かっていてもでもじゃあなぜ際立つのかは知らない、、、
こうゆう気づきが沢山あるのです。
わたしの料理の知識はなんとなくで成り立っていて、むしろ科学的な事は全く知らない。
どちらかというと苦手です。
でも、こうして実際に子どもと一緒に作って、疑問を持つのは面白いなぁと思い 、全く知らない知識に目を向けてみようとまずは毎日食べたもの、
作ったものを綴る、日記のようなものを始めてみました。
綴ってみると、疑問は勿論、美味しかったもの、発見したことや気をつける所、子どもたちの反応を一言書いてみたり、絵をつけてみたり。
これは愉しいぞ、と手応えを感じ、構想中の寺子屋や山活動、本の出版に繋げられたらと、これから模索の毎日になりそうです。
上手くいかない時も、苛立ちも綴ってしまおう。”美味しい”という文字が頻繁に見られる、わたしらしいくいしんぼう日記。
綴った分だけ皆んなに美味しいをお裾分けできますように。
小野佳王理