買い物をするとき、選択を幾度も重ねていきます。
買ったはいいけどすぐに愛着が薄れ、使う喜びを失うような羽目になるべく陥りたくありません。
“手仕事の作品が身近にあること”
生活の身の回りに手仕事で作られた一点物の作品があるのは、情緒が動く瞬間が多いなと最近よく感じております。
日常生活に馴染みながらも、ふとした瞬間に『素敵な作品だな〜』と噛みしめたり。
そうした一点物の作品を通じて、作家さんと話が弾む場面があります。
それは、買う側・売る側という関係を超えて「その作品が好き」という気持ちをお互いに持っているからなのかもしれません。
うつしきで取り扱う商品は、時を経て手仕事の痕跡が残る古道具や、暮らしやものづくりに真摯に向き合い、実践している方々の作品。
毎日共にするからこそ、持ち物や身の回りの空間は気に入っているものを選んでいきたいです。
[ インタビュー記事 -山香デザイン室 小野 友寛- ]
さて、11月20日からうつしきでは3回目となる、『山香デザイン室 小野友寛 展』が開催されます。
“ものづくりと向き合うためには、日々の生活が大切“。
そう話すように、大分県杵築市山香町の中心部にある倉庫を改装し、グラフィックデザインの仕事を手掛け、家族と山香町で過ごす日常の暮らし。
今日は小野さんのアトリエに取材・撮影で訪れます。取材した内容は後日公開予定です。
さらに企画として、小野さんとも縁の深い大分県別府市にある南インド料理をベースに、
自身のフィルターを通して季節の野菜を使用した料理を提供している『TANE』のお食事会も喫茶室で予定しております。
[ インタビュー記事 -TANE- ]
ご希望の方はお早めにうつしきまでどうぞお尋ねください。
オンラインの更新含めて、どれも楽しみにしてもらえると嬉しいです。
今週も学び多い日々を過ごしていきましょう◯
小野 義明