秋分を迎え、日の出前は冷んやりとした空気漂うこの頃。
週末から帽子の花月日 秋冬帽子発表 展が始まりました。
柿渋染めの色と羊毛の作品が並び、いよいよ秋を纏う季節の到来を肌で感じています。
全て一点もの。ぜひ足をお運びいただけたら嬉しいです。
週末は大分の安心院にて小さなコーヒー屋を営む美優ちゃんこと、ゆらぎ珈琲舎の出張喫茶です。
予約なしでどなたでもご利用いただけますので帽子を選びながらほっと一息どうぞ。
そして今回の展示ではパートナーでもあり、うつしきスタッフでもある田上真理子による
小さな量子のお話し会「自分で自分を整えるワークショップ」を明日10月1日(火)に行います。
明日ぜひ参加したいという方いらっしゃいましたらご連絡くださいね。
“見えないものを整えたい”
そう言っていた彼女の言葉に衝撃を受けたのが初めてお話会をした2年前のこと。
当時のわたしは見えないものを”整える”という考えが全くなく、
そして量子場調整というものがあるのもこの時に初めて知りました。
『世界は目に見えるものだけでできているのではない』
好きな監督が物語の中で放った言葉を思い出したのと同時に、
量子ってなんだったっけ…?と文系の自分には少し頭が痛くなる単語だったのを覚えています。
おわかりの方たちばかりかもしれませんが量子について簡単に引用すると
私たちの身体や宇宙を含むすべてのモノは大きな順から
物体→構成物質→分子→原子へと分解することができます。
さらに分解すると、原子核と電子になり、さらに原子核は陽子と中性子からでき、
陽子と中性子は素粒子とエネルギーになります。
このうち、原子レベル以下のミクロな小さな物質(原子を含む、電子・素粒子など)を総称して「量子」と呼ぶそうです。
量子は肉眼では見えませんが、心と体の両方に影響を与えていて
身体の使い方の癖、思考の癖(無意識に出来上がったもの)を解放するような施術を
彼女にしてもらったことがあります。
分子によって構成されているわたしたちは、さらに細分化された原子の組み合わせで多様な特徴を持つようになる。
陽子、電子、中性子で構成される原子は電場や磁場の影響で様々な振る舞いを見せる。
…と読んでいると。あれ、これ仏教の縁起因縁説?
世の全ての物事や出来事は「個」として実在することはできず、世の本質は因縁である。
と、量子力学を学べば般若心経がわかる!という言葉に辿りつきました。
量子を知ることて”空”を体感として得ることができそうな、なかなかない機会。
わたしも是非参加させていただけたらと思っています。
見えないけれど、わたし。わたしだけど見えないもの。
ないけど、ある。
わくわくしませんか。
般若心経の写経をしている中で
無は”ない”ではなく”無数にある”という言葉に出会い
理数が苦手だった自分がここで量子という言葉に出会い腑に落ちるのも縁を感じます。
難しいことは考えず、えいっと明日は気軽にご参加ください。
それでは今週も宜しくお願いします⚪︎