うつしき

うつしき

清新な風

4/29日より市川孝空想民族展が始まりました。
“何を目指してるの?”と娘さんに言われたという市川さん。”陶芸家”という言葉に囚われることなく、自身の探究心に忠実にものづくりをしている姿勢はいつもわたしたちに清新な風をもたらしてくれます。
そして今回の催しではなんとも清々しい時間が流れていました。
初日は市川さんによる”空想民族 – 瞑想茶会-“、二日目は野草宙さんによる”のの茶会”、三日目はつむぎさんによる”摘み草花の会”。
各々の自由な生き方を見ているだけで愉しい時間でした。

 

さて、うつしき内でも春から新しいメンバーが加わり、さわやかな風が流れています。
一人は、3月に展示を行った帽子作家、花月日のだいちゃんの奥さん、まりりん
まりりんは主に平日お店のことを手伝ってくれています。先週のスタッフブログで自己紹介をしてくれていますので是非読んでみてください。
もう一人は最年少、やる気みなぎる鈴木達也くん。鈴木君はこれから写真やオンライン業務をメインに活躍予定です。

どうぞよろしくお願いします。

 

そして実はもうひとり。
“我が家は7人家族になります”
そう子どもたちに伝えたら
“むっちゃん(次女)みたいに食べ過ぎてお腹が出てるだけじゃない”
“4人でいい”
“え?カブトムシの赤ちゃん?”
など、さまざまな声が飛び交いましたが、私のお腹には新しい命が。もうすぐ15週目に入ります。
皆さん、驚きました?笑
さて、今日はこの期間のことを少し振り返りたいと思います。

わたしの中にやって来た新しい風は嬉しいものの、産前産後は、自分では予想できない身体の変化があり、
さっきまであんなに笑っていたかと思うと、急に吐き気が襲ってきたり、合わない食べ物、欲する食べ物も顕著に現れ、いつもとても不思議な体験をさせてもらっています。
ちなみに個人的には夫が嫌いなきゅうりを無性に食べたくなりますが、これは何かの鬱憤…?こっそり食べてます○

 

初めての出産から坐骨神経痛を患い、それが治らないまま月日が経ったせいか、今回は妊娠が分かった時点からもう既に腰が痛い。
今回は今までよりも疲れやすく、目眩で具合が悪くなったり、この1,2ヶ月は自分の身体と向き合う日々で、他に考える余裕がないような状況でした。身体が整っていない状態は精神的に不安定になるなあ..と改めて身を以て実感。もう一度”骨盤””女性ホルモン”が気になるようになり、自分の身体がどのような変化をしているのか探ってみようと思いました。

 

そもそも、今まで”骨盤”と”女性ホルモン”というものがどれだけ女性にとって影響があるものなのか、、実は深く考えたことがなかったのです。
まずは野口整体の思想をベースにしている”女と骨盤”という本を読み始めました。
産後、子宮の回復に悪いから”字を読むな””目を使うな”と見聞きしていても、何を言ってるの、、?と思っていました。

けれど”骨盤”と”頭蓋骨”の関係に着目すると、腑に落ちて、骨盤を大切にしていなかったな、、と反省。
出産に関係なく、女性に深く関わっている骨盤のことをもっと早く知っておきなさい!そう自分を叱咤した今、ここに綴っています。

 

変化を知り、感じることが出来る身体であることをきちんと自覚することはとても面白い。
不調の時こそ変わる機会でもあります。

一つの身体の中ですくすくと育つ小さな命。
健やかであることが一番の栄養。

よく縮んでよく緩む。

骨盤の動きの自由度が活力に繋がるのであれば自身がよく愉しみ無心に生きること。
数ヶ月間、変化と共に喜びをよく味わい過ごしたいと思います。

 

 

小野 佳王理