うつしき

うつしき

笑達×川井有紗展の景色

おはようございます◯

 

本日うつしきでは、笑達×川井有紗作品展3日目を迎えます。

 

開催前日は台風による悪天候でどうなることか心配でしたが初日、2日目と気持ちいい晴空のもと足を運んで下さった皆さまありがとうございました!

 

笑達さん、有紗さん、そして夫妻の愛犬ミカン🍊が在廊してくださった2日間

 

作品たちに纏う様々な物語や想像の源泉を教えてもらうことができました。

 

本日来てくださった皆様にも、和歌山・いろどり山の風をぜひ分かち合わせてくださいね◯

笑達さんの絵は、絵というよりまるで文字のよう。

 

誰もが共有している命の記憶に触れるような、感情の表裏を内包するような、光と闇を等しく受け入れるような。

 

一方で、写真よりも本物の温度や存在が伝わる優しく力強い似顔絵たち。

 

昨日は似顔絵会でしたが、例えばお子さんが動き回ってしまう状況であれ
目の前に訪れてくださった方の命の顔をどこまでも追いかけて描き抜く彼の背中と眼差し、
筆先から生まれる愛ある顔に、きっと人は救われたりするのだろうと感じました。

 

素晴らしい時間と、宝物のような似顔絵たちでした。

 

お客様それぞれの「絵を選ぶ」という行為を眺めながら、
人生の中に絵を一枚迎え入れることの何とも言いがたい充足感を得ることもまたいいものだなと染み染み。

有紗さんは在廊中も刺繍の針を進めたり、微かに聴こえる唄を口ずさんだり。

 

その姿があまりにも…美しいというよりも可愛らしくて。

 

いや、もちろん美しいのですが、可愛らしいという方が合っているし、大人の女性にそんなこと言うのは失礼だよねと思いながらも
その紛れもない事実は作品たちに一滴ずつ滲んでいるように見えます。

 

自分自身への純粋な愛も、傷も、悲しみも、向き合いながら乗り越えながら今にたどりついた彼女が生み出す作品は、
きっと手に取る人をまっすぐに包んで一つの拠り所になってくれるに違いありません。

 

唄を歌いたいからうたうのではなく

 

作品を売りたいから作るのではなく

 

ただ自分のためだったことや

 

ただ好きだったことや

 

ただ自然に身を委ねた先に生まれたものが

 

いろんな巡りに呼び覚まされて

 

愛に背中を押してもらって

 

皆様の前に現れているような表現たちです。

 

来週26日(日)有紗さんによる唄の会はまだご案内できそうですので、気になる方お声かけくださいね◯

 

特別な会になることは間違いありません。

 

本日笑達さんと有紗さんは一度和歌山に戻り、来週の土日にまた在廊して下さいますよ!

 

同時に、満席を頂戴していますが、京都静原Milletの樹里さんによるお食事会も開催予定です。
ご参加予定の方、とびきりお腹を空かせていらしてくださいね◯

 

それでは、愉しい1週間の始まりです✨

 

みなさま朗らかな日々を〜◯

 
のせるみ

[ 展示会情報 ]

笑達×川井有紗 作品展
「たまきはる」
 
2021年9月18日(土) – 9月26日(日)
13:00-18:00
※期間中休みなし
 
作家在廊予定
18,19日 / 25,26日
 
期間中の催し
 
○笑達 似顔絵会 
9月19日(日)、25日(土)要予約
 
13:00-14:00
14:30-15:30
16:00-17:00
17:30-18:00
 
○millet食事
9月25日(土)、26日(日)
要予約
 
○川井有紗 唄の会 
9月26日(日)
開場 18時
開演 18時30分
金額 2000円
 
各催しのご予約は営業時間中に電話もしくはメールにてお受けしていますのでご気軽にご連絡ください。