うつしき

八百屋さんごっこ

学校や保育園が休みになってから、子どもたちの成長をぐぅっと感じる日々。長男は家族の目玉焼きを朝食に作るのが日課となりました。

日中は長男とは机でにらめっこ。
彼の宿題を毎日見てはチェック。
なかなか確実にできない掛け算に、筆算。
どうやったら理解できるかなぁと毎日一緒に頭をひねります。

 
そんな息子の前で経理をしながら、簡単な商売の仕組みを知ってもらうのもいいかも!と閃き、
毎月¥800のお小遣いをあげ金銭出納帳を一緒に付けることにしました。
そして、この¥800を元にお金を増やしてみようと息子に相談。八百屋さんごっこをまずは実践。
 
“おじいちゃんたちが作ってる玉ねぎを買って、それをママに売ってください”
と言っても意味が分からない息子。
 
“¥150で買った玉ねぎを
母に¥180で売ったらいくら得をするでしょう?”
“¥30?え、意味がわからない!”
 
現金を見ながら金銭出納帳の書き方を教えてあげると、あら不思議!最終的に残高が¥800から¥830に!
実際に増えたお金を見て息子もびっくりしながらも嬉しい様子。
意味が分かったのか、
“ばぁちゃんから、たけのこ買ってくる!”
と急いで出て行きました。笑
いつも計算は手を使ってるのに、こうゆう時は暗算だし早い!
 
おじいちゃんも買ってもらって嬉しい
母も玉ねぎを買えて嬉しい
その仲介をした息子は
2人が喜んでくれて嬉しい様子。
(もちろん、お金が増えて嬉しい気持ちが大きいと思うけど。)
何となくでいいのですが、お金を得るということで人を喜ばせたり、”嬉しい”を循環させることが出来るというのを実感して欲しいと思いました。
 
お金は必要なものを得る為の交換ツールにすぎないけれど、エネルギーでもあり、
良い使い方を小さな時から肌感覚で身につけておくことは社会に出た時に必要だと思っています。
誰かが喜んでくれる。それによって自分も嬉しい。小さな頃からその気持ちを持ちながら社会と関わって生きていって欲しいなぁと思います。
 
とは言っても、私たちの住む世界は不安定であり
常に情勢は変わっていきます。
金融システムがガラリと変わるかもしれないし、お金の必要がなくなる世界が来るかもしれない。
どんな状況であっても囚われず、逞しく生き抜く力を子どもと考えたい。

子どもの前では少し偉そうに振舞っていますが、箱入り娘の私は何も知らないまま大人になりました。
母となった今、一緒に学ぶ佳き同士として息子と机でにらめっこが愉しい時間となっています。

 
小野 佳王理