うつしき

うつしき

点と点が線になる

秋分を迎え、本格的な秋の始まり

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

田んぼの脇に無数の彼岸花が咲き誇る中

秋分の日から始まった花月日 秋冬展

たくさんの方にお越しいただき

ありがとうございました。

今回もまた

それぞれの方がぴったりの帽子に出会い

笑顔で連れ帰って下さる姿に

夫婦共々、感謝溢れる時間を過ごすことができました。

 

また、初日に開かれた湯氣による喫茶も賑わいに満ちて

豊かなエネルギーの循環となったように感じます。

展示は、10/1(日)まで続きますので

ぜひ足をお運び下さいね。

 

 

それにしても今展示は、うつしきで4回目。

花月日の夫、だいちゃんの様子はいい意味でとてもリラックスしていて

前日の設営では、小野さん夫婦と4人でヨガをして心身までも整える時間がありました。

 

こんなに余裕がある展示は

初めてかもしれないね、と夫。

 

制作だけに向き合うのではなく、その他の興味、関心事にも目を向けて

余白や遊びを取り入れる事も大事な事

と、夫の姿を見ていて感じるのでした。

 

普段、様々な神経を巡らせて緊張していた

心と体に変化があり

こうして余白を生み出していることが、ただただ嬉しく感じました。

 

 

そんな様子を見ていて私自身の中では

今まで学んで来た事と実体験での体感が繋がり

遠い過去の点と、現在の点が結びついたような感覚がするのです。

 

そんな時、かおりんが以前

“点と点が繋がるとき”というタイトルの日記で

『ヨガをするという事が強く点として残りつつある』

と書かれていたことを

ふと、思い出し

もしかしてこの感覚かもしれない…と、内側がビリビリ。

思わず心が震えたのでした。

 

かおりんの中のひとつの点が

私たちにも響き合い、今に繋がっている。

 

すべての点が繋がっていたなんていうと、ちょっと壮大な気がしてしまうけれど

誰しもがご先祖様が繋いで来て下さった

命という点の連なりで生かされていると思うと

ひとつひとつの点が身近なものに思えます。

 

秋の爽やかな風が吹く季節

新たな点を結んでゆく一週間を。

 

 

たのうえまりこ