「小野友寛 展 -螺旋-」のご案内

年が明け、新たな日常の物語が紡がれ始める季節。
皆さまが健やかに過ごされてることを願います。
新年を迎え、うつしきでは本年最初の展示となります「小野友寛 展 -螺旋-」を開催致します。
会期中には小野さんが初めて育てた稲から生まれた稲藁を編む体験のほか、喫茶室の催しとして自然農を営む「畔の野」小野織絵さんが育てる野菜を、初めて作った新米とともに味わっていただける食事会を開催致します。
素晴らしき一年の始まりに、ぜひ足をお運び下さい。
日程 1月17日(土)ー1月25日(日)
時間 13:00-17:00
会期中店休日 21日(水)
作家在廊予定 17(土)・18(日)・25(日)
福岡県宮若市原田1693
0949-36-4092

うつしきでは五回目となる小野友寛展を開催します。
デザイナーであり、作家でもある小野の仕事は、
思考と手の行為を往復しながら、形が生まれる地点を探り続けてきました。
今回、小野から受け取ったテーマは「螺旋」。
過去と未来、
自然と人、
循環、光と影、
楮、漆、木、土、水、米、藁、
出会い、思考、創造、行動。
森羅万象のなかからこの手に選り、
縒り、綯い、形づくられていくもの。
螺旋とは、同じ場所を巡りながらも、
決して同じ位置には戻らない運動です。
紙と漆という素材は、
時間を吸い込み、重ね、定着させるための媒体でもあります。
植物から生まれ、土と水を経て、人の手に渡る紙。
そこに施される漆は、
完成の瞬間で止まることなく、
年月とともに変化を続ける「生きた表面」をつくり出します。
本展の作品群は、
作為を超え、自然の運動そのものが
かたちとして立ち現れたような佇まいを見せています。
それは“つくる”というより、
世界の流れに身を委ね、
現れてくる形を受け取る行為に近いのかもしれません。
五度目となる今回の展示は、
これまでの時間が螺旋状に折り重なり、
新たな位相へと開かれる節目でもあります。
ぜひこの場で、小野友寛の紡ぐ「螺旋」をご覧ください。


プロフィール
1983年生まれ。2012年よりデザイナー・作家として活動。2024年に、作品制作と生活をより深めるため大分の里山へ移り住み、家族と共に畑や稲作を始め、生活・創作活動を行う。
作家インタビュー映像

◯藁縄づくり 体験のお知らせ
昨年、小野家で初めて育てた稲から生まれた稲藁を使い、
藁縄を綯う体験を行います。
実際に手を動かしてみると、
藁の手触りや香り、撚るリズムのなかで、
自然と混ざり合っていくような感覚が立ち上がります。
それは、作品制作とも深く通じる、
素材と人との原初的な関係を思い出す時間でもあります。
日程 1月17日(土)・18日(日)・25日(日)
時間 13時〜17時
参加費 無料
※ご予約は不要です。
ご興味のある方は、どうぞお気軽にお声がけください。
展示とあわせて、手を動かす時間もお楽しみいただけたら幸いです。

◯喫茶室の催し
「新米の食卓」
私たちの手で始めた稲作。初めて実ったお米を口に運んだ瞬間の、上手く言葉にならない喜びをちりばめて。
作品も稲作も、創作行動として混じり合い、螺旋を描く。
「食卓」というささやかな場を通して、その創造の気配にそっと触れていただけたらと思います。
そんな我が家のごちそうが、作品と鑑賞者の間に流れる時間をやわらかく結ぶものになれば幸いです。
日程 1月17日(土)・18日(日)
時間 12時〜 ※なくなり次第終了となります。
場所 うつしき喫茶室
※ご予約不要ですが、数に限りがありますのでご希望の際は受付を致します。
※お魚や乳製品を召し上がらない方は事前にご相談下さい。
お食事 ¥2,200
白米
だんご汁
自然薯とろろ
漬物の盛り合わせ
自家製もち麦味噌
蒸し魚黒酢ソース
干し柿バター
自家製びわの葉茶
菓子と茶 ¥500
(米粉と黒米の焼菓子・自家製柿の葉茶)
米粉と黒米の焼菓子
持ち帰り ¥400
(全て税込価格)
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●ご予約の申し込み方法●
うつしきのメールアドレスinfo@utusiki.com 宛に 件名” 畦の野 新米の食卓”を明記いただき 、内容に下記詳細を記載の上ご連絡下さい。
(1)お名前 (2) 人数 (3) ご希望の日時 (4)連絡の取れる電話番号
※@icloud.comのアドレスは迷惑メールに振り分けられる可能性がありますので、他のアドレスをお勧め致します。
※3日以上経ってもお返事がない場合は再度ご連絡下さい。
※仕入れの状況により、やむなくメニューを変更する場合もございますのでご了承下さい。
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プロフィール
2025年より、家族と共に移り住んだ大分の里山で自然農を営む。人と自然のあわいに立ち、生きた光を模索している。


新春のエネルギーに満ちた西陽が射す、僅かな時間ですが
皆さまと新年のご挨拶ができますことを楽しみにしております。

