うつしき

うつしき

身体に教えてもらう

あっという間に11月。
急に寒さがやってきて温かなものが手放せない季節です。

 

季節が変わる時を私の場合文字通り肌で感じることになります。
移ろう空気の状態を身体が事細かに教えてくれる。
即ち敏感肌で痒みに覆われてしまうのです。

 

この体質はとても厄介で、眠れない夜に身体ごと脱ぎ捨てたくなります。
けれども自分の身体からはどうしたって逃れられず、向き合うしかありません。

 

幸いにも自然の力で身体を改善する方法を知っている方たちが周りにいて、
智慧をもらいながら試す日々。

 

食べるものを見直してみたり、優しい肌着だったりセイタカアワダチソウのお風呂やびわの葉のお薬。
ブレンドしてもらったハーブティーによもぎ蒸し。

 

急にすっきり体質が変わる訳ではないので、長期的にじわじわとした改善を頼りにあれこれ続けてみていました。

 

ある時おしえてもらったお医者さんにいくと、原因を追究するように
肌の状態をひとつ残らずしっかりと看てもらい、普段一瞥で終わる問診しか知らない私には衝撃的でした。

 

皺をよせながらその状態で症状を読んでいき、今必要なこと、その後やっていくこと等教えてもらいました。

自分ではわからない身体が発している情報を読み解いてもらうと、
気持ちが軽くなりより良い道がひらける気がしました。

 

この体験は以前うつしきでみてもらったくろさわじゅんこさんのパームリーディングに似ていて、
すでに自分が持っていることを身体の情報から掬い上げてもらい、知って行動に繋げていくことが今をより良く更新していけると感じます。

 

来週2年ぶりのパームリーディング開催。
すでに満枠ですが、ご予約の皆さん愉しみにしていてくださいね。

 

少しずつ改善していく肌にどんよりしていた気持ちも晴れてきて、
身に纏うものへの見え方も変わってきました。

 

食べ物が身体を作ってくれるのと同じように、衣服が身体に一番近いところで守ってくれています。

 

顔のわかる人の手で作られたものを纏えることがとても嬉しく、うつしきから送り出す時はいってらっしゃいの祈りを込めてお渡ししたくなります。

 

今日もよろしくと心の中で唱えながら、一日をふくよかにはじめよう。

 
小西 紗生