うつしき

うつしき

大切に育む

ゴールデンウィーク最終日
皆さまいかがお過ごしでしょうか?

うつしきは、ゴールデンウィークと同時にMITTAN春夏販売会が始まり、沢山のお客様とお会いでき
賑やかな日々となりました。
足をお運びいただいた皆さま、ありがとうございました。

明日から保育園が始まる我が家の息子も
ゴールデンウィーク後半は、一日だけ私と一緒に出勤。
かおりんの計らいで小野家のこども達と一緒に遊びに連れて行ってもらい
お菓子やごはんを食べて、最後は家まで送ってもらうという
いつもとは違う休日。

普段、保育園以外で私達親と離れることがない息子にとって
ほんの数時間でも新しい経験になりました。

家族で過ごす時間は
よくも悪くも、息子の行動が目について
思わず口出ししてしまい
あ~また言っちゃった、、、なんてことがよくありがちな我が家ですが
本来、親にとって子どもとは『大切』な存在だからこそ
『大(きく)切(り離して)』考えるものなのだとか。

そんな『大切』の意味も考えながら過ごした
昨日、五月五日のこどもの日。
久しぶりに仕事抜きで大分の山香へ、家族で遊びに行ってきました。

息子は、その場その場で遊び相手を見つけると
親の私になんて目もくれず愉しみ
そして、たまに痛い目にあったり嫌な気持ちになって泣きついて来たりする。

その時の私達、親の言葉がかえって息子を混乱させて怒らせてしまう場面があり
私の言葉は、大事な我が子が痛い苦しい思いをする前に回避しようとする
親の価値観の押し付けだったかもしれない…と気づかされたのでした。

山香で過ごす夜は、yasuhide ono花月日の展示でもお世話になっているscene4周年と、うつしきでも演奏会をして下さったことのあるbaobabの活動20周年を記念した特別なLIVEへ。

そこで眠気と戦いつつ、最後までリズムにのって踊る息子を見ていたら
痛いことも悲しい経験もあるから、愉しい経験が活きるんだな~と思えて

“息子の経験は、息子のものであり
私の人生と重ねる必要はない”

そんな言葉が自分の中に、すっと降りて来ました。

『大切』だからこそ、程良い距離感で
『大切に育む』関係性は、子育てに限らず心地いいはず。

息子の価値観を尊重しながら、彼の成長を愉しめる母でありたいな~と感じた連休の出来事でした。

今週も皆さまが心地よい一週間を過ごせますように♩

たのうえまりこ