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たくさんの不思議

のせるみ

のせるみ

触れるものも触れないものも、健やかに巡るほうへ
たくさんの不思議

もう7月も中旬をすぎ、数日前の大雨以降

みな打ち合わせをしたかのように一斉にセミが鳴き始めました。

 

毎年毎年、飽きもせず、もう〇月だのもう今年も〇ヶ月だのと言っていて

生きているって不思議だなと思います。

 

「ここ最近たくさん動き回っているようなきがするのに、実はそうでもない」

みたいなことも、先の話に続きよくあって

時間や行動って不思議だなぁと思います。

さて昨日は私の暮らす地域で祇園山笠がある日でした。その前夜は裸参り。

4年ぶりとなるその神事は、その町で始まって307年目。

コロナの前にも戦中戦後に数十年の中断を経験していて、それが復活することで「中断」と言えるようになっています。

失われゆく景色がある中で、失われないものもある。

続けた方々がいるだけだというとそれまでだけれど、そういうのは、人力を超えた不思議な風の流れがあると思います。

 

残るものと、残らないもの。

 

私は何かを残そうとする中で

その「不思議」に抗おうとしているのでしょうか

「不思議」を願っているのでしょうか

 

価値があるなら残る、意味があるなら残るのでしょうか

必ずしもそうではないのでしょうか

分からないけれど

今年の夏もうんと暑くなりそうです。

まもなく夏休みシーズン到来ですね

みなさん、よい夏をお過ごしください!

のせるみ

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