予定通りじゃない最善

田上 真理子

2025年も明け、大寒の朝
七十二候を見ると款冬華(ふきのはなさく)
我が家も毎年、蕗の葉の間から蕾が見られると春の訪れを感じ嬉しくなるものです
亡き祖母の名が、漢字は違うけれどフキコだったこともあり
蕗の響きには、勝手に特別なものを感じてしまいます
幼い頃から、何かを反対されたこともなく
いつも愛の眼差しで見てくれていた祖母の姿と重なり
蕗が花咲く頃は亡き祖母に代わり、蕗が自分を応援してくれているような気持ちになります
そんな一年の始まりに、個人的には予定になかったことが次々起こり
今年一年が、予想もできないことで変化して行くということだろうかと、わくわくしているところです
なんだかこの20日間だけでも目まぐるしく感じ、17日の土用入りもあって
ちょっと息切れ気味でした、、、笑
なんと言っても今年は、息子が小学校入学のタイミングということもあって暮らしのリズムに変化がありそう…
自宅が職場のような我が家にとって、放課後の過ごし方や夏休みなどの長期休暇のことを考えることに、ほんの少し憂鬱さを感じていたけれど
それもまた変化して行くことで、その時その時で成るようになるのかなと
この年始の目まぐるしさのおかげで、随分楽観的に考えられるようになりました
「すべては神の計らいで、最善のタイミングで起こる」とも耳にしたことがあります
すべての物事は、予定通りなんてことはなくて
やはり私たちが見てる世界ってすべては不調和で曖昧で実態のない仮想世界なのだ
そんなことが科学で明らかになったという特番を年始に見たことも
私の心を軽くするための神の計らいだったのかもしれません
常に変化していく仮想世界に影響を与えることができるのが、私たち人間ひとりひとりの意識なのだから
何を信じて、何を行動するか
日々、自分の内側に問い続けたいと思うのでした
一年で最も寒い時期とされる大寒の今週は、例年よりずっと早く暖かくなるとか、ならないとか?
早速予定通りではない2025年ですが、皆さまにとって最善のご縁がありますよう!
今年もどうぞよろしくお願い致します♡