うつしき

うつしき

夏休みの旅

長い、長い夏休み。

毎日一緒に過ごした長男は2学期が始まり、ランドセル姿を見送る生活に。

虫たちの鳴き声は細々と。

秋ですね。

今週末からは未 草展。企画盛り沢山です。

夏の疲れを癒しに是非うつしきへ。

秋に入るその前に、夏の振り返り。

今年は、子どもたちと一緒に色々な地へ足を運びました。

夫の展示で北海道、香川へ。

私の故郷、新潟へ。

フェリーで船酔いしたり、車でロングドライブしたり、飛行機で雲の中だと興奮したり。

北海道ではキャンプで大自然を満喫し、味を占めた私たちは香川の海辺でキャンプをしようと意気込んだものの、真夏のキャンプを知らずバンガローがサウナ状態で寝れなかった夜も、、、

行く先々では皆んなが温かく迎え入れてくれたおかげで本当に充実した日々を過ごすことができました。ありがとうございました。

30時間の移動に文句も言わず楽しんでいる子どもたちを見てると当たり前のように思えてしまうけれどもっと我儘を言ったり泣いたりするのが普通なのかもしれないと思うと、我が家の子どもたちは暮らしの中に普通に旅があり、繰り返す中で移動との付き合い方が自然と身についたようにも思えます。

学校を休ませて一緒に行くことも多々ありますが、小さな時から今居る場所が全てではないことを感じていて欲しい、多様な価値観を持つ人々がこの世界に沢山いることを知っていて欲しいという想いがあり、出来るだけ連れ出そうとしています。寂しい気持ちをぐぅっと堪え、、早く家を出た方がいいよと子どもに勧めつつ、私自身もまた外へ出たいという気持ちが子どもの成長と共に少しずつ大きくなってきました。

子どもたちはこの夏、ひと回りもふた回りも大きくなりました。どうかいつまでも未知な場所へ勢いよく飛び込める人のままでいてね。

小野 佳王理