おはようございます。私が暮らす港町では雷が続く連夜。
ちょっと不気味で怖い気持ちがしながらの月曜日を迎えていますがみなさんはいかがお過ごしでしょうか?
先々週から盛大な体調不良に見舞われていたのですが、やっと一昨日くらいに本調子に戻りました。
今回、病院には行かずに(行けずに)、自分自身ひとりで対応してみたのですが、
とりあえず薬!ではなく「まずは身体の声を聴いてから動く」ということは
自分でこの身体を乗りこなしている感覚があってとても健やかな気持ちでいられます。
病院に行かないことや薬を飲まないことを正当化しているわけではなく、
それ以前に、まずは自分で自分の体調や感覚を掴み切ること
家にあるものや今必要だとアンテナがたったもの(私の場合は熱を出し切るための冬用布団、梅干し、梅肉エキス、自分で自分の為に作るおかゆ、日ごろは飲まないポカリスエット系、初めてチャレンジした高級?栄養ドリンク(笑))
梅干しは、わたしにとって特別な、祖母が仕込んだ申年の梅。
だれかが言う効能よりも心が信じているもの、心のよりどころにできるものがひとつ台所にあるって、本当に心強い。
月並みな言葉ですが、一番身近な治療院はまずは台所、ですね。
実感しました。
そして、実感したといえば、
高熱が下がった後、目の前に広がる世界のクリアなこと。
空気が澄んでして、緑は鮮やかに見えたものです。その一瞬の景色が今となっては尊い。
野口先生の著書に病の効用を書いた本がありますが
しっかり風邪をひききる(途中はきついですが)ことが大切で
途中で中途半端にその表面的な症状だけを抑え込むと、その景色は見えないのだと思います。
理想はうごかず1週間くらいゆっくり休むことでしたが
仕事の都合上そうもできず、熱があっても働いてしまいました(人と会わない形も含め)
早く治すことに全集中していたので
それだけ少し、心残りで悔しいですが、仕方がない…としよう。
とにかく
病的な出来事のあとは
身体も状況もすーっと爽快になっていくし
やはり膿はいつまでも溜めておいたらダメなわけです。
一点の場所からじわじわと他の健全な場所にも腐食や病を引き起こすし,
ウイルスのように感染する。
きっと、いろんなことに置き換えられるエッセンス。
感じ切ったり、やりきったり。
「-しきる」こと。
いつもがいつもはできないけれど、そうした先に爽快なみらいが待ってくれていそうです!
今週もさわやかに過ごしましょう〇
のせるみ