うつしき

うつしき

日々の記憶

こんにちは。
日々、うつしきで生活をしている中、新しい発見・教科書に載っていない景色を五感全てで実感しているように感じます。
小さなことから一つでも多く、一日を大切にゆっくりと新しい知識を身につけていこうと思います。

うつしきで働かせていただき、約半年が経とうとしています。
この期間で過ごした感謝の気持ちや仕事の景色の記憶を辿ると、
本当に「知らないこと」「疑問に思うこと」「正解がないこと」を
身体を通して何度も繰り返すように実感していました。
それらから感じるもどかしさや達成感。
一つ一つを身体を動かし、実行に移したからこそ感じられた大切な感覚は、
この先、生きる上で、大きな実となっているのかなぁと疑心と期待をいったりきたりしています。
そのような大切な実感を過ごしていた日々があるからこそ、
気づかない内に実を宿しているとも感じています。

僕はこの約半年、オンラインの商品撮影・店内撮影・展示会風景撮影など写真を撮ることを中心に行っていました。
写真の種類には主にイメージ写真とオンライン写真2つが存在していて、
とにかくイメージ写真がムズイ。
かっこいいか、かっこよくないか、とてもシンプルだからこそ超絶にムズイ。
シンプルなエレガント・渾沌の美しさなどのイメージ写真を撮るためには
「撮るものに対して、どうして、どのように撮るのか、それを実現するための方法を知っているのか」
「主観的な視点をもたないように、そのものの視点となって、よく観る」
この教えはとても重要だなと感じていて、今でもずっと忘れていませんね。(言葉曲げちゃっているかもですが..)

それらの結果をあの写真はよかった!とか、この写真はこの部分が微妙だから、こうしたら良くなるよねっと
フィードバックしながら、繰り返し試行錯誤をしていくことでかっこいい写真へと近づいていく実感がありました○
頭の中で、イメージしていても現実はイメージ通りにはいかないことを前提として考えていれば、
そのイメージを具現化するための方法を考えたり、真似したり、教わったりと、徐々に近づけていくことの大切を身体で学びました。

小野さん、小田先輩を監督に撮影技術の助言・細部への配慮と思考方法・細かなご指摘をいただきました。
試行錯誤を繰り返しながら、撮る側と撮られる側の気持ちになり、
また、その撮影場所全体を俯瞰して観る姿勢を意識することを
できないなりに、今の全力でやってみようとした結果、
失敗を積み重ね今日まで撮影を続けられていると思うと、学びの場でした。
本当に感謝の気持ちでいっぱいでございます。

この約半年間、自分の過去や身体と向き合うきっかけをいただいたことで
僕は、10月末でうつしきを離れ、遠隔でオンライン業務をお手伝いさせていただく形となりました。
今後のことを自分のペースでゆっくりと考えていこおうと思います。
うつしきで気軽にお話ししてくださった方、支えてくださった皆様に本当に感謝しております。
ありがとうございました。

鈴木達也