うつしき

オンラインだけでは伝わらないもの

オンラインショップの制作を担当している小野 義明です。
 
サイト内にある「対 話」ページ内では、展示会を行った方に取材・記事を執筆。

 

毎回展示を行う作家さんは、暮らしやものづくりに真摯に向き合い、実践している方々。
 
葛藤や過程を短い言葉で伝えるなんておこがましいという気持ちもあります。
 
それでも、作品が生まれるまでの軌跡をたくさんの人に届けたいから、神経を研ぎ澄まして集中する。

 

何かを一筋に作り続けた人の言葉には、細かい随所に美意識や信念が伝わります。
 

その想いは読んだ人に伝播していき、日々の糧を与えてくれる。

 

そんな想いで、臨んでいます。

6/20(土)より開催している「はいいろオオカミ+花屋 西別府商店」の展示会。
 
展示会前に取材・撮影で、東京・青山の路地裏に佇むお店とアトリエを訪ねました。

 

“誰も見たことのないものを表現したい”

 

お二人は、いつもこの想いを胸に抱いているといいます。

 

今回で四度目となる展示では、新作でもある「森の小さな鏡 」をはじめ、200点以上の作品が並んでいます。
 

植物の生命力を凝縮した作品は、日常を少し贅沢にするもの。

6月20日(土)、21日(日)の週末には、「太田美帆+上柿絵梨子 演奏会」を開催。

 

ひとりの聴き手として、心が震え感動しました。

 

夕暮れに近づきうつろいでゆく店内に差し込む光、外から伝わる鳥や虫の鳴き声、腹の底から響くピアノの伴奏に力強い歌声。

 

「うつしきという場所だからこそ、深い会話ができ、場とひとつになる演奏会をしてみたい」と取材中に語った上柿さん。

 

あの瞬間の景色は、込み上がる感情含め、オンラインだけでは伝わらないものを改めて感じました。

 

展示は6月28日(日)まで開催。この場所にしかない景色をぜひ体感して頂きたい。

 
小野 義明