2022年10月。暖かさと涼しさが程よく包む頃合、自身初となる個展を終えた㓛刀匡允(くぬぎ・まさみつ)。
真夏に開催致しました、清水志郎展。
120パーセント自身の手で掘られた土によって成り立つ作品群。
2年ぶりの開催となった、市川孝展。
「理由のいらないものづくり」 。そういうと誤解を招いてしまいそうだけれど、うつしきにて3度目となる展示を迎えた野原の佐藤夫妻に話を聞き終えた後、頭に浮かんだのは間違いなくその言葉でした。
「あくまで土屋です」そう真っ直ぐに言い切る日置哲也さんの作品は、2022年2月うつしきにて初めてとなる展示会で多くの人の心と手を動かしました。
2022年1月、うつしきにて年初めの展示をしてくださったchikuniのアワヤタケシさん。
2021年11月、山香デザイン室・小野友寛展にあたり2日間のお食事会を開いてくださった「TANE」の太田夫妻。
アクセサリー制作やギャラリーの運営、表現の垣根にとらわれず、形にしている川井有紗さん。
2021年11月、山香デザイン室・小野友寛展にあたり2日間のお食事会を開いてくださった「TANE」の太田夫妻。
大分県山香町にアトリエを構え、印刷物を中心としたデザインをはじめ、紙を使った造形制作を行う『山香デザイン室』の小野友寛さん。
佐賀県を拠点に、植物性菓子を作るかたわら、伝統的な韓国菓子作りや野草好きが高じて、和の葉の餅をひろめる活動をしている余韵さん。
笑達さん・有紗さん夫婦は、2017年より少しずつ土地を拓き、永住の地として ”いろどり山” と名付けた山で生活しています。
有紗さんが植物を素材にしたアクセサリーを作り始めたのは会社員を辞める頃でした。
様々な感情を受けとめ、その人が持つあるがままの魅力を描く絵描き 笑達さん。目の前の似顔絵に込められた想いについて伺いました。
東京・蔵前にジャンルレスの洋食と自然派ワインが愉しめるカウンターバル『Comptoir Coin(コントワール・クアン)』を営む店主の丸井裕介さん。
暮らしの中にアルミニウムという素材を意識した事があるでしょうか?
誰もが知っている素材を用いて、新しいものづくりの挑戦をしている人がいます。
モノづくりと社会との接点。もしそこに『職業』と『人種』のような分岐点があるのであれば、木工家 督田昌巳さんは後者になります。
鹿児島県でアトリエを構え、木材を用いてものづくりをしている督田昌巳さん。
「想像を豊かにしていくと、自然と想っていることが実現できるんです」。
晴れやかな笑顔で隅岡樹里さんはそう語ります。
“藍染め” と聞くとどんなイメージを持つでしょうか。国を代表する色でもあり、昔から日本になじみのある『藍』。
“精神に作用する波動” としての衣服、美術、写真、書籍など多様な領域を超え、ひとつの有機的な世界観を表現している『COSMIC WONDER』の世界。
佐々木雄一さんの革作品の工程は、染色のされていない1枚のヌメ革を雨水に晒すことから始まります。
誰しもが時に、理想と現実の間のギャップに悩み、抱える葛藤。
2021年1月、インスタグラム上で自らが甲状腺のがんにかかっていることを公表した音楽家の太田美帆さん。
『えみおわす』の衣服は、自然素材と丁寧な手仕事を素に作られています。
岡山県・吉備中央町で、自然素材と古くから伝わる日本やアジアの手仕事で服づくりをしている『えみおわす』の阿部直樹さんと順子さん。
“スペイン料理” と聞くとどんなイメージを持つでしょうか。パエリヤやアヒージョなど、いろいろな代名詞の料理を想像されるかと思います。
“好き”に勝るものはない。『珈琲 占野』を営んでいる占野大地さんの学生時代からいまに至るまでの経緯を伺うと、どこまでも自分の好きだという気持ちと正直に向き合い、歩み続けている。
効率化に囚われすぐに結果だけを求める時の流れの中、どうして失敗を恐れずに毎回挑戦し続けることができるのだろうか。
福岡県うきは市にある「日月窯」の二代目陶芸家として活動する福村龍太さん。
ひとは思った以上に「自分自身」のことがよくわかっていない。
LIFT 八木 良介さんの活動は枠にとらわれない。 東京・早稲田でギャラリー / スタジオ『LIFT』を運営後、大分県杵築市山香町に移住。
世界に遺る衣服や生地にまつわる歴史を元に、現代の民族服を提案する『MITTAN』。
陶芸について語る時、陶芸家の清水志郎さんは真摯に言葉を選ぶ。
”人を元気にすること”「うぐいすと穀雨」店主の鈴木菜々さんの活動の原動力には、この想いがあります。
ロシアの古道具を扱う「はいいろオオカミ」店主の佐藤克耶さん。
“花の一生を見せていきたい”「花屋 西別府商店」店主の西別府久幸さんの活動の根底にはこの想いがあります。
料理というのは「理(ことわり)を料る(はかる)」と書きます。自然を手の内に扱い、素材の本質と向き合うことで自我が落ちていき、調和がとれるとおいしさに繋がる。
「野草」と聞くとどんなイメージを持つでしょうか。
「道端に生えている厄介な草」「食べたら苦そう」などいろいろなことを想像されるかと思います。
「作陶する中で、大切にしていることは揺らぎです。」滋賀県米原市にある自然豊かな伊吹山麓の工房で制作する陶芸家の市川 孝さんは語ります。
大きな変化は、小さな決断の積み重ねの先にある。『雨降り 喫茶と民藝』 店主の功刀 皓旦(くぬぎ ひろあき)さんのこれまでの歩みは、人生とはそのことの連続なんだと実感します。
さまざまな土地で出会った織物、大切につくられた革を用いて日々の道具や飾りものを夫婦で制作する『野 原』の佐藤 健司さん。
一あなたは、あなたの食べたものでできている。
身体は、日々の食事によって養われています。
大分県杵築市山香町の中心部にある倉庫を改装し、グラフィックデザインの仕事を手掛ける「山香デザイン室」の小野友寛さん。
広島市にあるギャラリー「cite’」店主 鈴木さん。2000年から2014年にかけてヨーロッパで暮らし、写真家として活動しながら各地を巡り美術・建築の観察と古物の蒐集を続けてきました。
家具製作、照明演出、室内装飾、横浜市にあるアトリエ兼ギャラリー「10watts field & gallery」の運営。いくつもの顔を持つ室内装飾家「chikuni」さん。
鹿児島県でアトリエを構え、木材を用い、器をはじめとする木の小物や家具をつくる木工家 督田昌巳さん。
効率化に囚われすぐに結果だけを求める時の流れの中、生きる上で大切なことは何なのだろうか。
中国・杭州でアトリエを構え、古布を用い一着ずつミシンと手縫いで仕立てる布作家「任飢餓 宥子」。
「聖歌隊CANTUS」「コーラスプロジェクトuta」をはじめ、いくつかの歌う場所から声を届ける音楽家 太田美帆さん。
京都府福知山市の静かな山村で、草を摘み、布を染め、一着ずつミシンと手縫いで仕立てる「i a i」。築100年の家を夫婦で手を入れ、畑を耕し、ヤギを飼い、季節のめぐりとともに服をつくる日々。「制作途中、何にも誰にも共有できない一瞬の判断があります。その判断を左右するのは生活です」と語るのは居相大輝さん。
ロシアの古道具を扱う「古道具 はいいろオオカミ」店主の佐藤克耶さんと、「花屋 西別府商店」店主の西別府久幸さん。
自分の心の声に正直に従って生きている人――主に自然布や革を使い鞄やお財布などの暮らしの道具、布や植物を使い、装身具を制作している「野 原」の佐藤健司さんの学生時代からいまに至るまでの経緯を伺うと、人生とはそのことの連続なんだと実感します。
大分県杵築市山香町の中心部にある倉庫を改装し、グラフィックデザインの仕事を手掛ける「山香デザイン室」の小野友寛さん。紙を主に多様な素材を用い製作された作品には、その確かな技術とものづくりへのひたむきな想いが込められている。
物事の前途に見え始める希望の光。室内装飾家「chikuni」さんの作り出す作品にはそんなことすら思えるような、日常をともに過ごす洗練された佇まいを感じる。木や鉄、古いものなどを使い、用途とデザインが相俟った機能美をもつ作品は、いままでの経験を生かした独自の歩んできた経歴によるもの。
綿や麻、絹などの天然素材や古い布を使い、草木での染色、そして縫製まですべての衣服を1点物として制作する「 i a i 」。京都府内の小さな山村に暮らし、丹念にものづくりと向き合い、土地や山の恩恵を受けて日々服作りをされている。
東京都福生市にある取り壊される予定であった米軍ハウスに住み、理想の土地「 黒 姫 」に出会った 「 未 草 」の小林寛樹さんと庸子さん。それまでの軌跡を辿ったインタビュー前編に続き、後編では自らの手で開拓にあてる日々のこと、これからの未来についての話を中心にご紹介します。
これまでの活動について語る時、「 未 草 」の小林寛樹さんと庸子さんは、真摯に言葉を選ぶ。「自然のものや棄てられたものを材料に、暮らしにまつわるものを自らの手で作り出したい」そんな想いからあらゆる素材を使った生活道具や家具、彫刻を作る。