うつしき

うつしき

ご自愛ください

暦は、小雪を過ぎ
ぐーっと冷え込む福岡。

我が家では息子の急な発熱から家族全員がダウン…
改めて健康の有り難みを感じる11月でした。

こども達の細胞は
とても密度が高く敏感で
風邪という刺激をすぐに浄化しようと
発熱してくれるのだと知って
息子に対しては
心配というエネルギーに捕らわれず
少しずつ見守れるように。

夫に対しても
熱を出し切ったら、あとは楽になるよ~
と言えるのに
いざ自分が39℃を越える熱を出すと
途端に
つらい~、苦しい~、仕事行けなくなっちゃう~、早く治れ~
と不安も不満も出て来てしまうのでした。

人は身体が元気じゃないと、思考まで
ネガティブになってしまうものなんですよね…

少しずつ回復して行く中で不思議だったのは
久しぶりにヨガをした時に
身体が以前より軟らかくなっていた事。

しばらく運動もせず、寝てるだけだったから
さぞかしガチガチに硬くなっているだろうと思っていると
いやいや、むしろ気持ち良く身体が延びていく。

そして、その事が”真のご自愛”に気づかせてもらうきっかけになったのです。

 

 

そもそも自愛とは
自分を大切にする、自分を愛する
という意味で遣われていますが
自分を大切にするって、どういうことだろう?

ただ欲のままに、好きなものを好きなだけ食べるとか
疲れているから、気が済むまで寝たり
ただただ自分を甘やかすことが自愛だと勘違いしていたけれど

真のご自愛とは
今の自分の状態に気づいてあげて、必要な運動や適切なケアをすることなんだろうなと思ったのです。

ヨガや運動をしながら、肩甲骨が硬いし開いてないなと気づいたら
ゆっくりと肩を回したり、肩甲骨を開くポーズをしたり。
今日は、足が疲れて浮腫んでるな~と思ったらお風呂でマッサージしたり。

“ご自愛”って、何か特別なことは必要なくて
日々のちょっとしたケアが
健やかな心と身体に導いてくれるのだと思います。

今の自分の状態に気づけるということは
これから変化していく未来の自分の伸び代でしかない!

そんな事を考えられるようになったのも
元気な証拠 笑

師走に向けて、日が暮れるのが早いと
ついつい時間がない!と焦りがちですが
日々、ほんの数分でも
御自身を慈しみ、愛せますように。

 

 

今週も愛溢れる一週間を♡

 

たのうえまりこ