言葉の再定義と再解釈

 

 

もう少し寝ていたい気持ちに抗い

 

宿の下のコンビニでコーヒーを買ってブログを書いてます

 

昨日は早朝から蚤の市へ仕入れに同行

 

普段なかなか東京滞在時に蚤の市に行けないからめちゃいい機会

 

古物の値段は年々上昇している

 

これにはインターネットで大体の相場が見えるようになったことも大きいだろう

 

どういうものが流行っていてというのも調べやすいだろうし

 

だからこそその中から徹底的に吟味する必要がある

 

そこに出店している人はどういう風貌の人なのか

 

その人たちはどんなものをどういう風に見せているのか

 

蚤の市に来る人はどういう人が多いのか

 

などを考えていくと情報量はものすごく多い

 

それをどう精査し選択するか

 

選ぶものがあるということはそこで選ばなかったものがある

 

選ばなかったものにはそれなりの理由がある

 

行動指針も全く同じこと

 

自分を逃げ場のない状況へと

 

とことん突き詰めていく

 

自問自答しながらやらない理由を潰して行く

 

どんなことであれ行動の先にしか結果は伴わない

 

昨夜、蕪木さんとサシ飲みに行った

 

蕪木さんと二人でガチで話したことがなかったから

 

どんな経歴でコーヒーやチョコレート制作に至っているのか

 

その美学を聴かせてもらうことができて勉強になる

 

突き詰め続けている体現者の一人だろう

 

再現性と感覚知

 

言葉にできない感覚知を磨くこと

 

そうしないとそれをやるのは人でなくてもいいのでは?という問題が生じてしまう

 

温度や湿度、その日の状態を把握して焙煎する

 

人工知能にその豆の引き出したい味に最適化された状態で焙煎される時代が到来すると人がいらなくなってしまう

 

そうなると感覚域の揺らぎがなくなっていく

 

ボタンを押せばいつも安定供給の同じ味が出て来る

 

それはそれでありがたいのだけどそれだけだと味気ない

 

感覚が固定されていく感覚とでもいいますか

 

再現性だけを突き詰めていくとどうしてもそっちの方向に考え方がなってしまうんすよね

 

再現性の究極形こそがAIだと思う

 

でもAIに合理性以外での判断はできるようになるのだろうか?

 

トロッコ問題のような状況だと確実に守れる人数が多い方を選択する結果になるだろう

 

多数決だけで判断していくと平均化を辿るという末路が見えるんですよね

 

異物を排除し続けていけば秩序は保たれる

 

そこには自由なようでいて気づかないレベルで統制された世界観なんですよね

 

おっと話が脱線、、

 

世代の違うスタッフとのコミュニケーション

 

多様性を考える上で辿ってきた出自も違えば通ってきたカルチャーも全く違う

 

「真剣」にやるという「真剣」の意味をどう捉えるか

 

「本気」でついていきます!!という「本気」の意味をどう捉えるか

 

この意味の捉え方に差を感じるんですよね

 

言葉の意味をお互いに再定義し直さないと世代間の溝は埋まらない

 

自分の「真剣」はこれくらいという「真剣」の擦り合わせ

 

言葉を身体言語(フィジカル)に落として考えると分かりやすくなる

 

全力という言葉の概念も体力100の人の全力と

 

10000の人の全力だとここには100倍の差が生じる

 

だから基礎体力を上げることって大事なこと

 

こういった言葉の再定義にこそ世代間を埋める大切なことなんじゃないかなぁと漠然と思う

 

一子相伝にはものすごい時間がかかるという前提で師弟ともにいないと

 

そんなこんなで普段なら子どもたちを起こす時間を過ぎてますね、、

 

白日での二日間の在廊

 

ほんと楽しい出逢いもたくさんあり

 

有意義で楽しい時間を過ごすことができました

 

次なる目標を見据えつつ今は目の前のことに全集中していきます

 

展示はまだまだ続きます

 

追加の為に制作していきますよ

 

飛行機までの時間、工具や素材の買い出しにこれから駆けまわらねば

 

焦っても人生なんもいいことない

 

焦るくらいなら進んで回り道や寄り道をしよう

 

最短距離だけ求めたって面白くもなんともないですからね

 

さぁコツコツやっていきましょう

 

最高な週の始まりを!!

 

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🐃うつしきwebsite更新ごと🐃

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yasuhide ono | 小野 泰秀

五児の父 世界放浪の際にアクセサリー制作の活動を開始 2013年福岡県宮若市に移住 2015年9月新月より福岡県宮若市にて「うつしき」というギャラリーを始動 日本の美意識、東洋的価値観、装身具の持つ”心を装う”という機能を追求する

うつしき

暮らしと道具のあいだ

©yasuhide ono