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日置哲也展3日目

のせるみ

のせるみ

触れるものも触れないものも、健やかに巡るほうへ
日置哲也展3日目

おはようございます。

ようやく春の気配が漂う2月の終わり、今日はうつしきでは初めてとなる日置哲也展示会3日目を迎えます。

「陶芸家 日置哲也」そう書こうとして、いやいや、陶芸家…と言っていいのか。

そんな迷いと共にタイピングする手が止まります。

初日の営業後、日置さんにインタビューさせていただいたからこそ、尚更そう思うのかもしれません。

「土屋」である日置さんが、あくまでも現象を掬い上げた結果としての作品群。

それぞれの作品を構成する土や焼き方、焼いたあとの驚く処置など、聞けば聞くほど「土を熟知した」彼にだからこそ為せることなのではと感じます。

とはいえそんな難しいことを尤もらしく語るのではなく、あくまで「好きなんです」と笑う日置さんの純度に、見る者は何かを掴まれるのかもしれません。

オリジナリティ、みたいなことがどうでもよくなってしまうほどの大きなスケールと繋がりの中で、私たちの目の前に現れた多様な表情、時の連なりにただ感動したり面白がったり。

日置哲也さんの口から語られたインタビュー内容は、後日HP内「対 話」にて掲載いたしますのでどうぞお楽しみに!

また、今展では、福岡市より珈琲kouさんが出張喫茶で香りを添えてくださいます。

柔らかい人柄と、珈琲に対してまっすぐに張り詰める糸のような軸を併せ持つ店主の松田さん。

喫茶室から漏れ聞こえる飾らない会話や珈琲への飽くなき探求の眼差しは、日置さんの何かととても似通っているところがあるように感じました。

日置さんの在廊は昨日まででしたが、出張喫茶は3月6日(日)展示最終日にも予定しています。

完全予約制となりますのでご留意ください。

それでは、きょうも自分から湧き出る「おもしろい」と共に、気持ち良い日をお過ごしくださいね◯

うつしきでお待ちしています!

のせるみ

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触れるものも触れないものも、健やかに巡るほうへ

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