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3月の振り返り

3月の振り返り

年度末ですね。

3月も残りわずかなことに驚きです。いつの間にかうつしきに植えてあるミモザや木蓮はぷっくりと満開。「きたきた。」って感じです。3月を走り切って、4月のはじめは福岡の糸島市で家族でゆっくりイチゴでも刈ろうと考えています。ちょっと先にご褒美を設定するだけで頑張れる。相変わらず単純な人間です。

絶賛開催されている野原と花月日の展示。今、映像の編集を進めていますが、せっかくなので少しだけ取材した日々のことを書きます。




3月の初め頃、野原のけんじさん夫婦を訪ねました。山を少し車で登った先に現れる5世帯ほどの住民しかいない場所。車を走らせながら、「この道であってるよね….」と何度も確かめながら向かった先に確かに二人は暮らしていました。

暮らすことと同じような感覚でモノづくりをする野原の二人。必要なものがあれば、必要以上には作らない。頂いたものをは余すことなく使い切る。その暮らしへの向き合い方は真似したくても誰にでもできるわけではないけれど、二人を見ていると無理をしているようにも感じないし、その姿は自分の目にはどこまでも美しく見えました。

既に野原の一本目の動画はYOUTUBEにアップされているのでぜひチェックされてみてくださいね。


https://youtu.be/WfynlIqoTwY?t=26s

野原の取材を終えた翌週。花月日のだいちゃん、まりりんさんが暮らす福岡県鞍手町にも伺いました。自分が生まれ育った場所の近くに素晴らしい帽子作家さんが移住してくれたことが正直に嬉しい。二人の作家人生においてのデビュー戦である今展示。展示にかける二人の想いやこれまでのこをを少しでも拾い上げるように取材を進めていきました。


帽子を作る工程を見るのはこれが初めて。貴重な帽子用ミシンで丁寧に縫い上げられるだいちゃんが作る帽子はやさしい。自分の力だけではなく、素材や道具、そして家族に敬意をもって作る姿からは考えさせられることが多い。


花月日の映像は、本日公開予定です。どうか、お楽しみに。


まだまだ、二人の展示は、はじまったばかり。とはいえ、一週間なんてあっという間。うつしきで野原と花月日の展示が見れる機会はこの先ないかもしれません。今しか見ることのできない景色を楽しみにいらしてくださいね。




年度末、走り抜けましょう。



それでは、今週も学びの多い週になりますように。


小田

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