うつしき

うつしき

一年前の夏からの変化

永瀬 二郎 展

 

空間まで作り手である二郎さんが一から作り上げた今展示。

 

十日足らずの展示はいつも一瞬で、どこか儚さがあり、この期間でしか見れない光景をみせてくれます。

 

足を運んでいただいた皆さん、オンラインを楽しみにしてくれた皆さん有難うございました。

[ インタビュー記事 -永瀬 二郎- ]

そして気づけば、8月をむかえます。

 

ほんと時が経つのはあっという間ですね。

 

みなさんは、どんな7月だったでしょうか?

 

僕は感情の折れ線グラフが激しく、けど忘れることのできない日が続いた月でした。

 

去年はどんな夏だったのかと、約一年前の夏の日記を見直すと、
その時の心境や出来事が書かれており、ときに振り返ることは大事なことだと気づかされます。

 

目先のことや身近な目標ばかり追いかけ、忙しない日々の中で少しばかり体調を崩してしまった昨年の夏。

 

このままだといけないと思いながらも、あれやこれと迷走して、地に足がついていない行動を繰り返していました。

取材を行っている「対 話」を通じて出会う作家さん達の暮らしや身近な人を通じて、煩悩にあふれたぼくの価値観も徐々に変化していきます。

 

ひとはいろんなことがキッカケでいつだって変われて、大事なのはどんなときも諦めずに、
嘘なく自分の気持ちにまっすぐ向き合う姿勢だと気づかされます。

 

いまは暮らしに根をはり、大事なことやひとを大切にしながら、できることを増やしていきたい。

 

当たり前のことを当たり前と思わず、日々を振り返り、ときに遠回りをしながらでも、
これからも目の前のことに対して自分なりのペースでまっすぐ向き合い続けたいと思います。

8月中旬には、9月の周年企画で展示を開催予定の笑達さんと川井有紗さんご夫妻がいる和歌山の地に取材・撮影へ。

 

去年の夏に訪れた「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ」以来、1年ぶりです。昨年二人から受けた優しさは忘れられません。

 

インタビューした内容は、うつしきYouTubeチャンネルより更新予定の取材映像と共に、どれも楽しみにしてもらえると嬉しいです。

 

今週も学び多い日々を過ごしていきましょう◯
 
小野 義明