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日記

夏を写す

夏を写す

「大河」「草花」五十ほど同じ字が並んでいる。近所の郵便局に飾られた小中学生たちの書。壁一面に並んだ習字紙には同じ字のはずなのに、みんな違った顔が並んでいる...

土から生まれるもの

土から生まれるもの

うつしきでは先日まで陶芸家 清水志郎さんの展示を開催していました。成形した器を焼く窯まで藁で作った土台に土を重ねて制作され、長時間かけて焼いた土器。土と戯...

清水志郎展を終えて、感じたこと

清水志郎展を終えて、感じたこと

おはようございます。昨日で最終日を迎えた清水志郎展足を運んでくださった皆様、オンライン・オークションにご参加くださった皆様ありがとうございました。楽しんで...

のせるみ
そういうふうにできている

そういうふうにできている

2年ぶりに清水志郎さんの展示が7月23日より始まりました。 失敗なのか発見なのか。偶然なのか必然なのか。その葛藤の中で出来上がった作品たちが、うつしきの店...

小野 佳王理
見えないものを感じる夏

見えないものを感じる夏

七月も半ばを過ぎ、我が家の周りは虫の鳴き声で賑やか!蝉の大合唱や鈴虫の声は、なぜか子供の頃の夏休みを思い出します。今週からお子さん達が夏休みという方も多い...

田上 真理子
考えることの大切さ

考えることの大切さ

こんにちは。うつしきで働かさせていただき2ヶ月が経とうとしています。あらゆることへ感謝の気持ちでいっぱいです。 この2ヶ月を振り返り僕は「写真家を目指す!...

層を創る

層を創る

いつ頃からだろう。出来ると出来ないに境界を持ちはじめたのは。曖昧だったそれは、いつしかはっきりと姿を現してあちらとこちらとを分けるのが当然とばかり線が濃く...

思考と行動

思考と行動

先月、滋賀県大津市に住居兼工房を構える陶芸家の清水志郎さんを訪ねてきました。志郎さんは、決して多くの言葉を語ろうとしない。取材する側からしたら内心、「もっ...

いろのふしぎ

いろのふしぎ

夏至を過ぎむしむし汗ばむ気候が続きます。そんななか先日の大雨でどこもかしこもすっかり洗われ、汚れが落とされたかのようにきらきら光り自然の営みから、こちらの...

萬の色に染む

萬の色に染む

ふとした瞬間、目の前の景色をそのままに留めたくなることがある。例えば夕方へ向かう陽が、さいごの力を振り絞るように眩しく光って、水が張られた田んぼに映る様。...

「光の夢」を見て

「光の夢」を見て

COSMIC WONDER展「白 光の夢」福岡の地の梅雨入りと同時に幕を下ろしました。足を運んでくださった方々、ありがとうございました。お届けは9月~10...

母と娘

母と娘

  夏至を目の前に6/11日よりCOSMIC WONDER 「 白 光の夢 」展が始まりました。白い衣の中から好きな色の染めを選んで衣として完成させる試み...

小野 佳王理
体づくり

体づくり

うつしきで勤務させていただくようになり、早くも二ヶ月が経過しました。目に映る自然の景色も随分と様変わりしました。 先日は、初出勤の日にうつしき畑に種を蒔い...

田上 真理子
物言う装身具

物言う装身具

日毎に暑さを感じる季節。靴下なんてぽいっと脱いで裸足ですごしたくなります。今回はHender Schemeの夏秋のkinoneと名付けられた履物のご紹介で...

心機一転

心機一転

はじめまして五月よりうつしきでお手伝いをさせていただいている小田の見習い 鈴木達也と申します。うつしきでは、オンラインの更新や作品の撮影を中心に、うつしき...

デジタルデータ世代

デジタルデータ世代

初めて買って使ったカメラはデジタル一眼レフで、かれこれ10年程が経ちました。 それから変わらず今もデジタルカメラで写真を撮っています。 デジタルネイティブ...

花月日 夏の帽子

花月日 夏の帽子

まだ5月だというのに急上昇する気温。強い日差しに目が眩みそうな福岡です。冬の帽子のご紹介から月日がめぐり、寒い季節があったことを忘れそうなほど同じ場所での...

子どもの情景

子どもの情景

まだ1歳にもならない赤ん坊の私が居間でティッシュを引き出して一人遊びをしている。当時流行った8mmビデオに収められたなんてことないシーン。背景にはエリック...

月の巡りに支えられて

月の巡りに支えられて

おはようございます。 今年は例年より少し早く梅雨の到来が予想されていますが、福岡ではここ数日湿気がすごいことに。 体調を崩しやすい季節です。 みなさんご自...

のせるみ
あるがまま を綴る

あるがまま を綴る

毎年冬になると父が着ている炭色のセーター。飽きの来ない表情の凹凸だけで成る素朴な編み模様と、襟ぐりのところのなだらかな線もなんてきれいなんだろう。糸紡ぎや...

清新な風

清新な風

4/29日より市川孝空想民族展が始まりました。“何を目指してるの?”と娘さんに言われたという市川さん。”陶芸家”という言葉に囚われることなく、自身の探究心...

小野 佳王理
新しい季節

新しい季節

四月よりうつしきのお手伝いをさせていただいている田上(たのうえ)まりこと申します。 主にお店に立たせていただいており商品の知識を深めたり、展示の準備をした...

田上 真理子
気づきを学びに

気づきを学びに

4月も下旬へと突入しました。今月もたくさんの景色を見せていただいています。 うつしきで今月末から始まる市川孝さんの展示に合わせて、滋賀県の工房を訪ねました...

治して育む

治して育む

ここ最近どこかしらに不調が出て困っている。辿ると原因は自身の中にあるのだろうけど、自ら起こしたことを治すための矯正はどうしてこうも難しく感じるんだろう。 ...

考えないこと。ただ息をして、漂うこと。

考えないこと。ただ息をして、漂うこと。

おはようございます。春、春、なんて言いながら、我が家の温度計はここ数日10度を超えません。3月の中旬に一度温かくなったタイミングで気持ちはすっかり先走り、...

のせるみ
線と色

線と色

10年前東京のアトリエを共にした 野原 の健司くんと花月日 のだいちゃんの展示を無事に終えることができました。 当時、一念発起で集った仲間たち。うつしきで...

小野 佳王理
3月の振り返り

3月の振り返り

年度末ですね。3月も残りわずかなことに驚きです。いつの間にかうつしきに植えてあるミモザや木蓮はぷっくりと満開。「きたきた。」って感じです。3月を走り切って...

春を祝う

春を祝う

日置哲也 展 大盛況の日々を有難うございました。作品を゛選ぶ゛の次は使って跡を蓄積する愉しみが続いていきます。あっ という間に季節がめぐり気持ちの良い陽気...

日置哲也展3日目

日置哲也展3日目

おはようございます。 ようやく春の気配が漂う2月の終わり、今日はうつしきでは初めてとなる日置哲也展示会3日目を迎えます。 「陶芸家 日置哲也」そう書こうと...

のせるみ
他愛もない日々の集まりだからこそ

他愛もない日々の集まりだからこそ

夫が今日帰ってくる! 易々と迎え入れてくない、帰してもくれない、そんなインドへ2年振りにようやく買い付けに行けました。 愉しみに待っててくれた皆さん、もう...

はじまりの季節

はじまりの季節

気温が上がったり、下がったり。世間はオミクロン株の話題でまだまだ大騒ぎ中ですが、気が付けば季節や旬が移り変わる時期へと突入していますよ。自然はいつも通りに...

春を纏う

春を纏う

立春をすぎ寒さの中にもあたたかな陽射しが届くようになってきました。うつしきへとつづく庭を歩くと、てんでばらばらの時代に植えられた多様な植物たちがにぎやかに...

常あるからこそ

常あるからこそ

chikuni展を終えて早一週間、気配を残しながらもうつしきは常設に。 まだまだ身体に余韻が残るchikuniの世界は粟谷さんとの対話、 対 話 -...

chikuni展を終えて

chikuni展を終えて

おはようございます。気づけば年が明けてもう1か月。始まったばかりのはずなのに、すでに年末感さえ味わっているこの感覚は何でしょうか。このまま今年もあっという...

のせるみ
時を重ねる衣

時を重ねる衣

あなたの一着の衣服のサイクルはどのくらいですか?一人の人が所有する中でも決まりがなく役割や状態によって共にする時間はそれぞれだと思います。手放す時の理由も...

学びの場第4回目 学ぶことは本能である

学びの場第4回目 学ぶことは本能である

1/22よりchikuni展が始まりました。 今展に合わせ、兼ねてよりchikuni と親交のある音楽家 太田美帆さんをお呼びして演奏会と学びの場を開催。...

小野 佳王理
理想の40代

理想の40代

去年から一軒家への引っ越し作業や毎週更新うつしきYOUTUBEの編集、そしてisis編集学校の課題の提出やらで年始からドタバタしていますが、年始に引いた大...

裏側の美

裏側の美

中国杭州で活動する任飢餓・宥子夫妻の手仕事により生まれた衣のご紹介。 任飢餓・宥子 シルクワンピース02 シルクといっても加工された布地の表...

一日を摘む

一日を摘む

年が明けて毎朝日の出を見るのが一日の愉しみになっている。生まれたての目が眩みそうな力強さから、高く昇るといつのまにか主役ではなくなり見守るように光で包んで...