言語
萬の色に染む
ふとした瞬間、目の前の景色をそのままに留めたくなることがある。例えば夕方へ向かう陽が、さいごの力を振り絞るように眩しく光って、水が張られた田んぼに映る様。...
「光の夢」を見て
COSMIC WONDER展「白 光の夢」福岡の地の梅雨入りと同時に幕を下ろしました。足を運んでくださった方々、ありがとうございました。お届けは9月~10...
母と娘
夏至を目の前に6/11日よりCOSMIC WONDER 「 白 光の夢 」展が始まりました。白い衣の中から好きな色の染めを選んで衣として完成させる試み...
体づくり
うつしきで勤務させていただくようになり、早くも二ヶ月が経過しました。目に映る自然の景色も随分と様変わりしました。 先日は、初出勤の日にうつしき畑に種を蒔い...
物言う装身具
日毎に暑さを感じる季節。靴下なんてぽいっと脱いで裸足ですごしたくなります。今回はHender Schemeの夏秋のkinoneと名付けられた履物のご紹介で...
心機一転
はじめまして五月よりうつしきでお手伝いをさせていただいている小田の見習い 鈴木達也と申します。うつしきでは、オンラインの更新や作品の撮影を中心に、うつしき...
デジタルデータ世代
初めて買って使ったカメラはデジタル一眼レフで、かれこれ10年程が経ちました。 それから変わらず今もデジタルカメラで写真を撮っています。 デジタルネイティブ...
花月日 夏の帽子
まだ5月だというのに急上昇する気温。強い日差しに目が眩みそうな福岡です。冬の帽子のご紹介から月日がめぐり、寒い季節があったことを忘れそうなほど同じ場所での...
子どもの情景
まだ1歳にもならない赤ん坊の私が居間でティッシュを引き出して一人遊びをしている。当時流行った8mmビデオに収められたなんてことないシーン。背景にはエリック...
月の巡りに支えられて
おはようございます。 今年は例年より少し早く梅雨の到来が予想されていますが、福岡ではここ数日湿気がすごいことに。 体調を崩しやすい季節です。 みなさんご自...
あるがまま を綴る
毎年冬になると父が着ている炭色のセーター。飽きの来ない表情の凹凸だけで成る素朴な編み模様と、襟ぐりのところのなだらかな線もなんてきれいなんだろう。糸紡ぎや...
清新な風
4/29日より市川孝空想民族展が始まりました。“何を目指してるの?”と娘さんに言われたという市川さん。”陶芸家”という言葉に囚われることなく、自身の探究心...
新しい季節
四月よりうつしきのお手伝いをさせていただいている田上(たのうえ)まりこと申します。 主にお店に立たせていただいており商品の知識を深めたり、展示の準備をした...
気づきを学びに
4月も下旬へと突入しました。今月もたくさんの景色を見せていただいています。 うつしきで今月末から始まる市川孝さんの展示に合わせて、滋賀県の工房を訪ねました...
治して育む
ここ最近どこかしらに不調が出て困っている。辿ると原因は自身の中にあるのだろうけど、自ら起こしたことを治すための矯正はどうしてこうも難しく感じるんだろう。 ...
考えないこと。ただ息をして、漂うこと。
おはようございます。春、春、なんて言いながら、我が家の温度計はここ数日10度を超えません。3月の中旬に一度温かくなったタイミングで気持ちはすっかり先走り、...
線と色
10年前東京のアトリエを共にした 野原 の健司くんと花月日 のだいちゃんの展示を無事に終えることができました。 当時、一念発起で集った仲間たち。うつしきで...
3月の振り返り
年度末ですね。3月も残りわずかなことに驚きです。いつの間にかうつしきに植えてあるミモザや木蓮はぷっくりと満開。「きたきた。」って感じです。3月を走り切って...
春を祝う
日置哲也 展 大盛況の日々を有難うございました。作品を゛選ぶ゛の次は使って跡を蓄積する愉しみが続いていきます。あっ という間に季節がめぐり気持ちの良い陽気...
日置哲也展3日目
おはようございます。 ようやく春の気配が漂う2月の終わり、今日はうつしきでは初めてとなる日置哲也展示会3日目を迎えます。 「陶芸家 日置哲也」そう書こうと...
他愛もない日々の集まりだからこそ
夫が今日帰ってくる! 易々と迎え入れてくない、帰してもくれない、そんなインドへ2年振りにようやく買い付けに行けました。 愉しみに待っててくれた皆さん、もう...
はじまりの季節
気温が上がったり、下がったり。世間はオミクロン株の話題でまだまだ大騒ぎ中ですが、気が付けば季節や旬が移り変わる時期へと突入していますよ。自然はいつも通りに...
春を纏う
立春をすぎ寒さの中にもあたたかな陽射しが届くようになってきました。うつしきへとつづく庭を歩くと、てんでばらばらの時代に植えられた多様な植物たちがにぎやかに...
常あるからこそ
chikuni展を終えて早一週間、気配を残しながらもうつしきは常設に。 まだまだ身体に余韻が残るchikuniの世界は粟谷さんとの対話、 対 話 -...
chikuni展を終えて
おはようございます。気づけば年が明けてもう1か月。始まったばかりのはずなのに、すでに年末感さえ味わっているこの感覚は何でしょうか。このまま今年もあっという...
時を重ねる衣
あなたの一着の衣服のサイクルはどのくらいですか?一人の人が所有する中でも決まりがなく役割や状態によって共にする時間はそれぞれだと思います。手放す時の理由も...
学びの場第4回目 学ぶことは本能である
1/22よりchikuni展が始まりました。 今展に合わせ、兼ねてよりchikuni と親交のある音楽家 太田美帆さんをお呼びして演奏会と学びの場を開催。...
理想の40代
去年から一軒家への引っ越し作業や毎週更新うつしきYOUTUBEの編集、そしてisis編集学校の課題の提出やらで年始からドタバタしていますが、年始に引いた大...
裏側の美
中国杭州で活動する任飢餓・宥子夫妻の手仕事により生まれた衣のご紹介。 任飢餓・宥子 シルクワンピース02 シルクといっても加工された布地の表...
一日を摘む
年が明けて毎朝日の出を見るのが一日の愉しみになっている。生まれたての目が眩みそうな力強さから、高く昇るといつのまにか主役ではなくなり見守るように光で包んで...
はじまりの候
新年、あけましておめでとうございます。 皆様どのような年末年始をお過ごしでしたか? 私はというと、海仕事に終わり海仕事に始まり、もはや何も終わってないし始...
足元を彩る
あけましておめでとうございます。元旦の福岡は空気が澄みわたり美しい日の出が見えました。新年を迎え気持ちを新たにされている方が多いのではないでしょうか。今年...
ひとりの主人公として
一年を振り返る年の瀬。自分のことは勿論、家族のことも振り返る。 次女一歳三ヶ月は今月に入り、すたすたと歩くようになった。長女五歳は初めての習い事に緊張...
初めまして
約1ヶ月ほど前からうつしきで働かせていただいてるイデジョウと申します。 うつしきではyasuhide onoの制作に携わらせていただいてます。 元々僕自身...
日本の手仕事
COSMIC WONDER Hand-spun Japanese wool hand-woven haori日本の羊毛を手紡ぎした手編みの羽織 手編みの...
当たり前なことを忘れずに
少し前に11月に入ったと思いきや、気がつけば12月も終わりへ。これが今年最後のブログと考えるとやはり実感もなければ、まだまだ年内の積み残しがたくさんあるの...
肌を伝って知ること
小野友寛 展 「残影」昨日終わりを迎えました。 足を運んで下さった皆さん有難うございました! 紙の元を辿ると植物からつくられた繊維の集まりだったことに気づ...
花月日 冬の帽子
田上大祐さんによる帽子ブランド花月日。 老舗大手帽子メーカーで長年職人をされ、独立を機に関東よりうつしきのある宮若市の隣町に移住されました。 店頭ではすで...
山香デザイン室と、うつしき
おはようございます。 きれいな朝焼けと日の入りの早さに冬の深まりを感じる今日この頃。 とはいえ昼間はまだまだ温かい日も続いていて、真冬のお洒落まだ...